今日、僕が学んだこと。@Emory MBA〜一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ〜

あふれる野心と現実とのギャップにもがく34歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・このたび夢の一つだった米国留学を実現!ただいまEmory大学MBAにて勉強中です。

ほどよい距離感とBrotherhood。 

ここ2日ほどの間にあったいくつかの経験がリンクしたので、メモっておきます。


(1)MBAのクラスメイトご夫婦とゴルフをご一緒させてもらった際に、ふと「そういえば、実際に会うのは1か月ぶりぐらい」であることに気づいて、不思議な気分になりました。

・・・すぐ近くに住んでいるにもかかわらず。あれ、そんなに会ってなかったっけ?


(2)僕のブログを読んだ大学の同級生から、「ちょっとアトランタへ行ってみようかと思うんだけど、いい?」とメールがきました。

・・・ああそういえば、彼とは大学卒業以来、忘れた頃(数年毎)に会っているんだな。


(3)某SNSで、かつての会社の同期生からメッセージを受け取りました。ときどき日記を拝見する度に頑張っている様子が伺えるのですが、今回は特に含蓄ある考察とビジョンを聞かせてもらい、ちょっと感心。育児とは「子どもが自分を成長させてくれるライフイベント」だという持論の正しさを確信。

・・・ん、彼女に至っては、ここ8年間で1回しか会ってないんじゃないの


【共通点】

上の3例は、僕が身近に感じている大切な友人ばかりですが、「実際に会う」という意味では、そこそこ距離があることに気づきました。でも、気持ち的には、もっと近くにいる気がしている

もちろん二次元コミュニケーションだけだと片手落ちになるのでしょうが、メールやブログやSNSがあれば、時間や地理的な制約もなく、ほどよい距離を保てるものなのだなあ。

どうやら大切なのは、ただ会う回数を増やすことではないようです



  みんな生まれも育ちも違ってるし
  ベッタリくっつくのは好きじゃない
  いざという時手をさしのべられるかどうかなんだ
  だからなんとかここまでやってこれたんだ
  You know what I mean?



B'z "Brotherhood"より。んー、この歌がすべてを語ってくれている気がします

Do you know the true meaning of "Brotherhood"?




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距離感」はビジネスの世界でもキーワード。






[ 2009/07/01 13:45 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(2)

Atlanta Bravesを球場で応援しよう! 

前回はAtlanta Braves 対 New York Yankeesの試合観戦を記事にしましたが、今日はBraves応援のお楽しみについて紹介します

アメリカの好きなところは、とにかく目一杯皆で楽しもうとする姿勢です。Turner Fieldでは誰もが(球場のスタッフさえも)試合に参加しています


Bravesの応援といえば、なんといっても「トマホークチョップ(Tomahawk Chop)」が名物です。

Bravesがチャンスを迎えると、すかさず太鼓の音が鳴り響き、勇者の雄叫びが始まります。電光掲示板では勇者の斧がアニメーションで動き出します。観客は音楽に合わせて腕をひじから直角に曲げ伸ばしし、「ウォー、オーオー」と大声をあげてチームを後押しするのです。



さあ、これでホームランでも出ようものなら大騒ぎになります。


観客は皆立ち上がり拳を振り上げ

球場を取り巻く細長いスクリーン全体でサイレンが鳴り響き

世界最大を誇る電光掲示板(日本製!)ではReplay映像が繰り返し流れ、

レフトスタンドの巨大コカコーラ瓶から花火がポンポン飛び出す。

その興奮も醒めないうちに、次のバッターにはチャンスに続け〜とばかりにTomahawk Chop。。。



一方で、イニングの合間には、スポンサー各社からいろいろなお楽しみ企画が催されます。どれも2分程度の短いものですが、どれも楽しくて飽きることがありません。

僕のお気に入りは、Kiss Camコーナーです。

観客席のカップル(夫婦)が、プリクラのような枠で抜き撮りされてバックスクリーンに映し出されます。映されたカップルはKissを交わす、というのがお約束

もちろん強制ではありませんが、ノリのいいアメリカ人は「ワオ、きたよ!」といった調子で、皆堂々としています。

kiss1

こんな感じで若いカップルが出たかと思えば・・・

kiss2

おいおい、ワシは勘弁してくれよ」と腰を引くおじいさん。

すると、おばあさんがニコリと微笑んでほっぺにKiss

ドギマギ困惑する頑固親父に、球場は拍手喝采!

kiss3

最後は、男性ふたり組が登場するのがお約束。リアクションが毎回笑えます。

例えて言えば、探偵ナイトスクープに出演する素人関西人のような面白さかな。



MLB定番、7回裏の"Take Me Out to the Ball Game"も欠かせません。




球場は他にも楽しみがいっぱいです。我が家の3歳児も、最初は大観衆に圧倒されて僕にずっとしがみついていましたが、今では周囲の大人と一緒にトマホークチョップをバンバンかましています


皆で目一杯楽しもう!というアメリカ文化のいいところを凝縮したような空間。そんなTurner Fieldに足を運ぶしかありません。

Let's Go, Braves !!

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[ 2009/06/29 12:36 ] MBA(生活) | TB(0) | CM(0)

川上憲伸 vs New York Yankees に行ってきました。 

昨夜は、Atlanta Braves 対 New York Yankeesの試合を見に行きました。3連戦のうち、川上憲伸が投げる2日目に参戦できて、試合前からちょっと興奮気味です。

Turner Fieldにはもう何度か足を運んでいますが、何度来ても実に気持ちいいです。試合経過に一喜一憂しながら、青空の下でのんびり時間を過ごすのは至福のひととき。

field

さて、New York YankeesはMLBの中でも屈指の人気チームだけあって、観客のテンションも明らかにいつもより高めです。チケットも高め(汗)でしたが、Yankees戦はなんといってもBig Gameなのだという雰囲気が盛り上がっていました。

通常ですと観客の大半はBravesファンなのですが、今日はYankeesシャツも目立ちます。Yankeesは熱狂的ファンが世界中にいるといいますが、なるほど納得です。

jeter

↑Jeterにはとりわけ大きな声援とブーイングが飛び交います。


川上もメジャーの水に慣れてきたのか、ここ数試合は安定した内容が続いています。先週は敵地BostonでRed Soxの松坂に投げ勝って4勝目。地元Atlantaのファンとしても、日本人代表としても、期待が高まります。


試合は、川上・相手投手Chamberlainともに順調な立ち上がりを見せ、緊迫した前半戦が続きました。

ところが、3回までYankeesをノーヒットに抑えるパーフェクトピッチングだった川上にアクシデント。3回最後の打者の打球が首の付け根あたりを直撃!

その回の裏にすぐ打順が回ってきたのですが、代打が送られて3回で無念の降板となってしまいました。完ぺきな内容だっただけに、ただただ残念。楽しみにしていたゴジラ松井との直接対決も流れてしまいました。あーあ。


2番手のMedlenは味方の先制HRを受けて5回まではバッチリでしたが、6回ついにYankeesに捕まって3失点。ここで糸が切れてしまったのか?3番手以降もピリッとせず、内野守備陣にミスが連発したこともあって、結局最終回まで毎回のトータル8失点。

Bravesも7回に2点→8回に1点と反撃して、部分的には応援も盛り上がったのですが、最後はRiveraの前に沈黙して8-4でゲームセット。

yankees

↑Braves本拠地にもかかわらず、盛り上がるYankeesファン。


Braves公式サイトにもあるとおり、まさしく"Good start, weird end"でありました。

この試合はDH制ではなかったので、川上と並んで楽しみだった松井も結局出場せず(今年はDH枠出場のため)。ダブルで残念でした。


不幸中の幸いは、川上のケガは大したことがなさそうとのニュース。骨などにはあたっておらず、2日ほど様子を見て次の出場を決めるとのこと。よかったよかった。



結果は残念でしたが、とにかくMLB観戦は楽しいです。今日のようなBig Gameは特に大きな盛り上がりがあって、こちらも興奮してしまいました。

特に楽しいのは応援のやり方(3歳の息子もノリノリ)や合間のお楽しみコーナーなのですが、今日は長くなってしまったので、また別記事で紹介したいと思います。


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↓MLBをちょくちょく観るようになって、この本が欲しくなりました。取り寄せようかな〜






[ 2009/06/26 04:03 ] MBA(生活) | TB(0) | CM(0)

話し上手スキルは必要です。 

前回記事にした「多様性」に関連して、undergraduateの比較言語学ゼミで印象に残っている話と、最近読んだビジネス書のネタとがリンクしたので、メモっておきます。


人文科学でよく用いられる概念のひとつが「テクスト(text)」です。簡単に言うと、経験や価値観などのバックグラウンド全般を指します。

日本社会のひとつの特徴はハイテクスト文化、すなわち、バックグラウンドが重なる/共有されている部分が多い文化であるとされています。島国・鎖国・単一民族といった歴史、あるいはご自身の職場や学校といったコミュニティを振り返っていただければ、非常にしっくりくるのではないでしょうか。

一方、いま僕がいるアメリカは、逆にローテクスト文化の典型であると言われています。アメリカで暮らした経験はなくとも、人種のるつぼであるという背景に加え、オープンで議論好きな性質など、比較的容易に想像がつく方が多いと思います。




【↑大学時代読んだ本。ハーバーマス、懐かしいな〜】


ところで、僕がMBAで学んでいて感じるアメリカ人の強みのひとつは、議論・プレゼンテーションのうまさです。1 vs 1でも、大勢の中でも、「自分の意見をきちんと話して提示する」スキルは、僕のようなドメ日本人ではなかなかかないません

そこでふと思ったのは、日本では、言語をはじめ、共有している部分が多いので、コミュニケーションにおいて「上手に話す」ことがあまり重視されてこなかったのではないかということです。

(むしろ、話さずに理解するのが優秀、のような歪んだ価値観・・・)

その象徴といえるのが、職場における「沈黙は金」「空気を読む」「あうんの呼吸」といったキーワードではないでしょうか。



【↑古のロングセラーは一読の価値ありです。】


もちろん、どちらが文化としてのレベルが高い、ということは無論ありません。

けれども、いま猛烈に感じているのは、日本が今後グローバルに成長していくには「上手に話す」スキルの必要性です。


ひたすら空気を読んで沈黙し、たまに出た発言者の言葉じりをとらえて「そこは必ずしも正しくないのではないか」とか形而上学的コメントを出し、「いやー難しいね」と、ただ結論を先延ばしにして満足げに会議を終わらせている・・・


・・・人々や組織は、縮小再生産の果てに滅びるしかないのだと。


多様性高まる現代社会では、「(ゼロベースから)上手に話してテクストを共有し、高い意欲を持ってチーム/ネットワークの中で動く」しかないのだと、最近しみじみ感じています。

そういう意味で、日本人は大きな分岐点に直面しているのかもしれません。裏を返せば、それができる人にとっては大きなチャンスがたくさん転がっている時代とも言えましょう。




【↑見た目は若手向け研修テキストぽいですが、実践的によくまとまった良書。あると思います。】

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[ 2009/06/23 12:27 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(0)

異分子と多様性。 

妻がESLでお世話になっている先生が、お子さんの誕生日パーティに招待してくださったので、家族揃ってお邪魔してきました。

入れ替わり10組余りのファミリーが参加する楽しい会でした。我が家以外は全員アメリカ人でしたが、弁護士・医者・EmoryのPhDなど、皆さん知性と教養を感じさせる方ばかりで、実に心地よく会話を楽しむことができました


ホスト(先生のご主人)は、現在EmoryのPhDで宗教学を修めているのですが、以前、長野県の高校で英語の特別講師として来日していたそうです。なんとESSと将棋部(!)の顧問をしていたとのことで、日本語だけでなく、日本文化にも深い関心を持っていらっしゃる方で、初対面にもかかわらず、大変話が弾みました。

そこで印象に残ったひとコマ。

ホスト「MBAで一番苦労している点は何ですか?」

僕 「文化や価値観の違いですね。例えば、日本では控えめが美徳なのに対して、アメリカではダイレクトに主張しないと評価されないとか」

ホスト「ああ、よくわかります。いくらEmoryのMBAが多様性を重んじるといっても、アメリカ人のペースやルールにあわせないといけない部分が多いのは想像できますものね」

僕 「逆に、日本で教えていらしたときに当惑されたことはなかったですか?」

ホスト「いえ、私は意識して日本人にはあわせないようにしていたんです」

僕 「え?」

ホスト「考えてみてください。日本の高校には日本人の英語の先生だっています。私がわざわざ呼ばれたのは、『アメリカ人』を入れたかったからでしょう? 学校の期待に応えるためには、私のアメリカ人としての価値観や思考様式を持ち込むことが大切だと思ったんです。もちろん、日本の文化は大好きだし、他の先生とケンカすることもなかったですよ(笑)。でも、大切なのは異なるものを持ち込むことだと」



なるほど目からウロコでありました。

僕のMBAでの大きな目標の一つは、多様性への受容力を高めるということです。アメリカ流はいろいろ違和感を感じることも多いですが、グローバル・スタンダードは確かにこういうものかもしれないと学ぶ部分が非常に多くありました。B-schoolで生き残っていくなかで、アメリカ流をしっかり吸収して活かせるようにしていく経験はものすごく価値がありました

一方で、わざわざFacultyが全体の半数近くを留学生にしている意義は何かという点も、もう一歩深く考えるべきかもしれません。すなわち、アメリカ人からすると異質な文化や価値観を持ち込みシェアするという役割を私たちは期待されているのだと。


気がつくと、多数派の流儀にあわせられる人=優秀、といった思考に陥ってしまうのが、(特に大きな組織に属する)人間の性だと思うのです。悲しいかな。

こんなことに気づけたのも会社を離れて留学できたおかげですね、ありがたいことです


人数からすれば圧倒的な少数派、かつ語学力のハンデなどもあり、決して容易ではありませんが、異分子としての存在意義を更にしっかり主張できるように精進しようと思いを新たにした瞬間でした。


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[ 2009/06/21 13:18 ] MBA(学習) | TB(0) | CM(0)
プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う34歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

夢の一つだった米国MBA留学が実現しました!ただいまEmory大学Goizuetaビジネススクールにて勉強中です。その模様もいろいろシェアしていければと思います。

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