今日、僕が学んだこと。@Emory MBA〜一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ〜

あふれる野心と現実とのギャップにもがく34歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・このたび夢の一つだった米国留学を実現!今夏からEmory大学MBAへ進学予定です。

リーダーは必死です。@International Student Orientation 

サマースクールも終わり、留学生が一堂に集うInternational Student Orientationが始まりました。

今年は、インド・中国・韓国・台湾・フランス・ベトナム・チリ・コスタリカなどから約70人弱がClass of 2010に参加することになりました。全体は150人ぐらいらしいので、International比率が4割を超えそうです。

【※正確なデータは学校からウェブサイトなどで後日発表されると思うので、別途ご確認ください】

DiversityとIntimate class-sizeが前から魅力だったので、期待どおり、いやそれを上回る顔ぶれが一堂に揃うと、さすがに興奮と緊張が高まってきます

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初日は自己紹介+事務手続き系の話+立食パーティで過ぎていきましたが、翌日は早速ケーススタディが始まるなど、和やかながら真剣味ある雰囲気でスケジュールがどんどん進んでいきます。

2日目の夕食は"Southern Style Dinner"と称した食事会でした。出身国やバックグラウンドが重複しないように座席が指定され、アメリカ南部独特の料理を楽しみました。僕の席は、インド・中国・韓国・日本の4国構成です。当然のことですが、皆イケてるビジネスパーソンという感じです。

軽く挨拶+世間話の後に、いきなり「なぜ君の会社は君に投資してくれているの?」というジャブが飛んできました。まあこれはevaluative interviewでもよく問われてきた質問で、普段から考えをまとめてきたのでさっと答えましたが、その後も鋭いQ&Aがガンガン飛び交います。

「北京オリンピックがもたらす善悪は?」
「韓国流マネジメントでグローバル経済についていけるのか?」
「インド経済と中国経済の根底にある違いは何か?」
「(各国において)『家族』は文化にどういう意味をもたらしているか?」



・・・もう、食事をしながらも頭は常にフル回転です。Emoryの良いところと思っている『和やかさ』『楽しさ』を保ちつつも、トークは真剣勝負モード

例えば「日本はすごい技術を持っているのに、なぜもっと世界にinnovationを発信しないのか?」と問われれば、逃げたり笑ってごまかすわけにはいかないじゃないですか

時にはしどろもどろになりつつ、自分の考えを必死にまとめて説明します。英語が不十分なことなんて気にしているヒマもありません。ここでは僕が日本代表なのです。



そこでふと気づいたのは、会社生活の中で、自分の思考が無意識のうちに「リスク回避⇒いかに無難に答えるか」ベースに陥っていたという点です。株主総会の想定問答みたいな紋切り型思考とでも言えば多少はわかりやすいでしょうか。

会社で経験を積みポジションが上がるにつれ、“いかに無難に捌くか”が周囲の評価軸になってきた感があります。大きな会社の真ん中あたりでやっている分にはこれでいいのかもしれませんが、リーダーとしてPoll Shiftを起こしていくには、これではきっとダメ

あらゆることを自分の問題として主体的に考え、自分の言葉で自分から発信する。

きっと、そこからShift the valueは実現していくのだと強く感じました。


いやはや、オリエンテーション2日目から、相当いい感じです。(←早くも寝不足気味ですが)Goizueta Schoolのほどよいクラスサイズや、遠慮はしないけど気取らずあたたかいアトランタの土地柄は、MBAの価値をグッと高めてくれています。

日々大変ですが、来てよかった。早くもそう思っています。


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[ 2008/07/31 13:42 ] MBA(学習) | TB(0) | CM(0)

プロのお仕事!@Summer School 

サマースクールも気がつくと7割方が過ぎ、いよいよ最終章を迎えています。

Emoryは例年サマースクールを提供しておらず、昨年まで他大学に通うことを余儀なくされていました。ネットワークを広げる機会拡大ではあるでしょうが、現実には生活立ち上げの遅れがMBAプログラム開始後まで尾を引くダメージが大きく、また面倒なI-20切替作業の手間やアトランタに慣れる時間もないといった不満の声も少なくなかったと聞きます。

そんな留学生の要望が通り、今年はGoizueta Business Schoolでサマースクールが開催されることになりました。先輩方に感謝するとともに、学校側へは更なる改善に向けて私たちがしっかりフィードバックしていかねばと思っています。こういった学生の声を聞く姿勢がちゃんとあるのも、Emoryのいいところだと思います。学校にも感謝!



今年の参加者は全部で20人弱。中国・韓国・日本が約4名ずつ、台湾がそれに続き、あとはチリ・ベトナム・タイから1名ずつというクラス構成です。Emoryはdiversityをcore valueのひとつに挙げている学校で留学生はまだまだいるのですが、早めに英語の勉強を開始したいというメンバーが集まっています。

レベルの違いは多少あれど、MBA本番に向けてパワーアップしようという同志ですから、たちまち意気投合。勉強はもちろん、生活立ち上げなど互いに助け合いつつ、ここまで辿り着きました。政治・経済・文化面で外交としてはいろいろ課題を抱えていることも事実なのでしょうが、私たちのコンビネーションには関係なし。この絆はMBA本番以降もずっと生き続けることと思います。


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さて、プログラムは"Intensive Pre-MBA English Program"と称し、約3週間にわたり9:00〜15:00まで、みっちり英語の勉強です。このプログラムはジョージア工科大学の英語教育プロジェクトチームが担当しています。

実は、Georgia TechのESLは全米でも非常に高い評判を誇っています。実際に授業を受けてきて、「みっちり宿題→課題発表→録画録音→個別フィードバック」というサイクルが実にうまく構成されているのに感心しました。(充実しすぎていて課題をこなすのが結構大変ですが;汗)

個別フィードバックも、自分がこれまで気づかなかった発音やコミュニケーション上のクセなどをビシビシと分析&指摘され、いい気付きをたくさんもらいました。本当に今年のサマースクールは身になりましたね。


私のクセのひとつは「Over accent/intonation」・・・すなわち「大げさ」なんだそうです(汗)。恥ずかしながら、アメリカ人→感情表現豊か→派手にノリで言っとけ!のような構図が私の頭にあったのは事実です。しかし、実際にアメリカに来て数週間が経ちますが、皆さん結構普通のトーンでしゃべってるんですよね〜


先生から「アナタは力いっぱいしゃべって自分で突っ込んで自分で笑ってるでしょ。ちゃんとできるんだから、もっと普通でいいのよ」とか言われてしまいました(大汗)。

後は、フォーマルなプレゼンテーションはまずまずだが、スピーディな日常会話への対応が課題だとも指摘されましたね。まあ、本で勉強してここまできた英語だからな〜

【↓ で、最近コツコツやってる本です。岩村先生の本はどれも勉強になります。】



すごいなあと思ったのは、そのあと先生から、逆に「旅慣れていて生活トークはうまい反面、フォーマルな説明がいま一つ」というクラスメイトを紹介されて、パートナーとしての練習を勧められたことです。細かい心遣いだと思いません?

Georgia Techの先生方は本当に「プロの仕事」を感じさせてくれます。あと1週間少々、精一杯得られるものを得て、MBA本番に突入したいと思います。


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[ 2008/07/25 15:17 ] MBA準備 | TB(0) | CM(0)

遅ればせながら・・・今日からアトランタ報告開始します。 

久しぶりの更新です。本当は渡米直前あたりから模様を実況できればと思っていたのですが、想像をはるかに超える心身への負荷(+ネット環境の悪さ)に、とてもブログを更新できる状態ではありませんでした。

まだ完全ではないものの、どうにかまともに生活できる環境になりましたので、アトランタでの日々の学びをこれから綴っていきたいと思います!

Goizueta School

↑Goizueta Business Schoolの看板?です。とりあえず。

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さて、今日は復活初日ということで、簡単に近況ご報告など。

6月末に日本を発ち、生活拠点をアトランタに移しました。1週間ほどホテル住まいする間に、家を決め、車を買い、最低限の手続き(免許切替や銀行口座開設など)を順番に進めつつ、並行して7月1週目からはサマースクールに参加しています。

妻と2歳の子供ともども移動したので、引っ越しからアメリカでの諸手続きまで、すべて3人揃って立ち向かうことになり、まあとにかく大変の一言でした。

初めての海外生活でもあり、何をどうやっていいのかサッパリ感じが分からない。役所で黒人のおばちゃんにブツブツ早口小声でつぶやかれて書類をポイと渡されても、全部イチから聞きなおし(そして私の後ろには長い行列が・・・汗)。私自身も家族も、時差ボケ疲労に加えて精神的にも参ってしまう日々がしばし続きました。

ようやく最近「ははーん、これがアメリカ流かという感じが分かってきたので、必要以上にストレスは感じなくなってきました。"良くも悪くも、アメリカ文化"・・・このあたりについては既に山ほどエピソードがあり、またこれからもたくさん事件に出会うことでしょうから、おいおい記していきたいと思います。



ともあれ、なんだかんだで住居+インフラもほぼ揃い、現在は家族揃って元気に暮らしています。私はサマースクールに少し慣れてきて、妻は右側運転にすっかり適応しつつ友人も増えてきています。

一番心配だった息子も、よく遊び何でも食べて元気なだけでなく、アメリカに来てから(なぜか)急速に言葉の数が増え、セリフがどんどん長くなってきました。皆さん小さい子供連れにはとにかく優しく、外出時も不快な思いをしたことは一度もありません。

アトランタは「ホットランタ」と揶揄されるほどの暑さですが、湿気が少なくカラリとしているので、個人的には東京の夏より全然マシな感じがします。ビジネススクールや図書館は冷房完備ですし、しっかり勉強できる環境がようやく整ってきた感じですね。家族へのケアとのバランスをどう取るかが課題ですね〜


※ピッカピカで緑いっぱいの新築校舎です。いくつかAdmissionをいただいた中で進学先をEmoryに決めた大きな理由のひとつは、このイケてる学習環境です・・・勉強しない理由が見つからない? 

Goizueta yard



アメリカ−そしてEmory MBA−という環境は、僕が無意識のうちに自分にはめていたリミッターを解き放ってくれるような予感がしています。きっとハードルは恐ろしく高く、また何の確証もないのですが、なんだかこの2週間でふとそんなことを感じるようになりました。詳しくは今後記していきますが、日々ドキドキの連続です。いろんな意味で。


今日は久しぶりの復帰ご挨拶ということで、このへんで。
これからおいおい更新していきたいと思います。


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[ 2008/07/22 07:01 ] MBA準備 | TB(0) | CM(2)

『すべては一杯のコーヒーから』(松田公太著)@人間味こそスパイス。 

ときどき行くオフィス近くのタリーズコーヒーにて、今朝こんな会話がありました。

私「今日のコーヒーをSサイズで」
店員「はい・・・今日はエッグトーストじゃないんですね?」


ちょっと悪戯っぽく微笑みながら店員さん。

私「(ちょっと驚きつつ)ええ、今日は家で食べてきたので」
店員「そうですか、いつもというわけでもないんですね」
私「家族より先に目覚めて出勤するときだけモーニングなんですよ」
店員「うちなんて主人がひとりで起きてくれることはないですよ、羨ましいです(笑)」


たまたま行列が途切れたこともあり、手際よくコーヒーを準備しながらその後もいろいろ会話が弾み、朝40分の自習タイム@タリーズを気持ちよくスタートさせることができました

・・・ちなみに、別に毎朝決まったメニューを頼むほどの常連ではありません。月に2回ぐらい「エッグトーストセットをコショウ少な目で」と頼んでいたのが印象に残っていたのかもという程度の話ですが。


タリーズは、今や全国で300店舗以上を展開するビッグチェーンであり、どちらかというとスタバなどと並び、よく言えば「安心」悪く言えば「画一的」なイメージがあると思います。

そんななかで、こうしてちょっと声をかけることで、急に人間味が出てくるので不思議です。




松田公太さんが書かれたタリーズジャパン起業本を読みました。数年前に書かれた本ですが、今読んでもアツいです

松田さんが起業された90年代末頃といえば、ヒルズ族という言葉に代表されるIT系起業が華やかにもてはやされだした頃です。芸能人とコンパしたり結婚したり離婚したり(汗)という派手な取り上げられ方をしていますが、松田さんにはそんなイメージが全然似合いません(←失礼)。

なんとも実直な生き方への思いが伝わってきますフェロー(従業員)と真摯に向かい合う姿勢やコーヒーへの愛情がベースになっているからでしょう。

語り口も決して軽妙ではありませんが、IT社長さんのチャラいブログ本よりも数十倍胸に残る一冊でした。

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冒頭の話に戻りますが、今朝のフェローさんのちょっとしたひとこと&ホスピタリティは、まさにこの本で松田さんが語っていた企業理念を具現化したものだな!と、ちょっと胸を打たれてしまいました。

そんな読書と体験のリンクがあって、思わずご紹介してしまいました。文庫版になってワンコインで読めるようになりましたし、ぜひぜひ。

明日からコーヒーが一層美味しく飲めるかもしれませんよ。


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[ 2008/06/13 00:23 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(0)

『論理で人をだます法』@ナンセンス! 

アメリカの高校で論理学や国語学を教えている著者が、「だまされないために学ぶ論理の悪用法」ハンドブックという趣向の一冊です。



原題は「NONSENSE」・・・ナンセンス、すなわち意味を成さないの意なんですね!そのとおり、“論理的には”通用するものの、現実には意味が通っていないという手法を、ユニークな事例を交えて紹介しています。

この手法の手口は、実質おかしいことを“論理的には”正しい話をすることで、相手を混乱に陥れて自分のペースに持ち込むというものです。


政治家、評論家、コンサルタント。もっといえば、宗教の教祖や優秀なセールスマンはこういった技術の使い手といえるのかもしれません

なんかおかしい・・・なのに、理屈で反論できなくてストレスがたまる。そんなことってありますよね。


本書をひととおり読むと、敵の手口がわかってきます。「冷静にみればなんてことないけれども、いざ目の前で言われるとやり込められそう」そんな不安を吹き飛ばすことで、社会で生きるうえでの精神的な負荷は軽くなり、自信を持って歩いていけるのではないでしょうか。


訳者が奇しくもあとがきで触れていたのですが、心理面にまで踏み込んだ分析や考察をおさえる意味で、このブログでも何度も紹介している名著『影響力の武器』をあわせて読まれることを強くお勧めします。



いや、本当にこれはすごい本なので。スパルタ読書塾をはじめ、ビジネス書好きで集まったり話したりする機会に聞くと、相当な確率で読まれてますね。

・・・っていうか、アナタ、まだ読んでないんですか?・・・な〜んて。

※参考記事です⇒【オススメ】『影響力の武器』@“第三の眼”とは


『影響力の武器』でメインストーリーをおさえ、『論理で人をだます法』で具体的な手口を知る、という感じの流れがお勧めです。


ここ数年、人が理屈をあやつる心理術や論理術を学ぶ価値を、痛切に感じるようになりました。先月書いた勝間さんではありませんが、情報が通貨ともいえる現代社会において、適切に人の話を見切る能力は本当に大切ですよ。そういったスキルを身に付けるいいハンドブックとして、一読をお勧めします。

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[ 2008/06/09 23:58 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う34歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

夢の一つだった米国MBA留学が実現しました!今夏からEmory大学Goizuetaビジネススクールに進学予定です。その模様もいろいろシェアしていければと思います。

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