アメリカはどの街に行っても、
とにかくバーガー屋が多いのに感心させられます。完全に「文化」の域に達していますね。
強いて言うと、
日本におけるラーメンのような存在でしょうか。・・・昼食に。サイドディッシュをつけて夕食に。飲み会の締めに「
とりあえずバーガー行っとく?」
どこのバーガーが好きか?

は、ときどきクラスメイトとも話題になります。人それぞれに好みがある中、おそらくファーストフード系では最大級の支持を得ていると思われる、
FIVE GUYSに行ってきました。
「
商品とサービスの品質がconsistent(一貫している)なのがスゴイ」との評判。
いまバーガーチェーンといえば、「東部のFIVE GUYS、西部のIN-N-OUT」らしいです。
1986年にArlingtonで創業したFIVE GUYSは、Washington DCで大ブレイクを果たします。オバマ大統領も大好物なんだとかで、下はその映像。
(残念ながら画像はないのですが、選挙中はスタッフの分までよくまとめ買いしてたという記事も読んだことがあります)
店内に共通して置いてあるのは、巨大な段ボール箱。中には
ピーナッツが山盛り入っていて、バーガーを待つ間、
自由に取って食べてOKです。

メニュー構成はごくシンプルです。バーガーのサイズと、チーズ・ベーコンの有無が違うだけ。あとはホットドッグ、フライドポテト、ドリンク。以上。他チェーンが大量にばらまいているようなクーポン類やセット割引もなし。それでも大人気です。
ここのバーガーの特徴は、注文時にトッピングを自由に好きなだけ選ぶ点です。
Mayo, Relish, Onions, Lettuce, Pickles, Tomatoes, Grilled Onions, Grilled Mushrooms, Ketchup, Mustard, Jalapeno Peppers, Green Peppers, A-1 Sauce, Bar-B-Q Sauce, Hot Sauce
大量リストですが、気にせずどんどん乗せてもらいましょう。

個人的には、Tomatoes, Grilled Onions, Grilled Mushroomsの3点セットに、その日の気分でソースを選んで Cheeseburger に合わせるのがお勧め。
厨房は清潔なオープンキッチンになっていて、店員さんが忙しそうに野菜を準備したりフライを揚げています。
う、うまーい。
ジューシーで、とにかくフレッシュです。マッシュルームってこんなにバーガーに合うんだなあと感動。トマトも新鮮な輪切りがドンと入っていて、嬉しくなります。

うちの奥さん的にはBest burger in the USAとのことですが、過言ではないかも。

写真を撮り忘れましたが、
フライドポテトがまた実に美味しくてお勧めです。注文毎に100%ピーナツオイルで揚げているので、アツアツで、かつ
胃もたれしないんですね。まさにフレッシュ、な感じ。

ひとつ注意すべきは、
信じ難いほどのボリュームです。レギュラーサイズを頼むと、日本人ひとりでは確実に食べきれない量が出てきます。
レジの横にカップの見本が置いてあるのですが、商品を受け取ると、
大量にカップをあふれたポテトを目の当たりにして唖然

とすることでしょう。(カップ見本の意味なし)
隣の席で、若い男性3人組がレギュラーポテト2人前を食べていましたが、テーブルがポテトの海

になっていたのには笑ってしまいました。
あと付け加えたいのは、
サービスの質。すでに何店舗か行きましたが、どこでも店員さんが
実に親切でフレンドリーです。
今回、注文の際に誤ってポテトを一つ余計に頼んでしまったのですが、忙しい中にもかかわらず、レジのお姉さんも、厨房のお兄さんも笑顔で「大丈夫、問題ないよ!」

と、実に丁寧な応対で、ポテト代と正しい注文を持ってきてくれました。
正直、アメリカのファーストフード店員というと、ガラの悪そうな(失礼)兄ちゃんおばちゃんが無愛想にレジを打っていることがかなり多いのです。今回のような注文ミスなんかあった日には、逆ギレされそうな。
店内の設備などは、他チェーンと比べて、とんでもなく優れているわけでもないと思います。けれども、
子連れで安心して美味しいものが気分良く食べられるという信頼感は絶大。マクドナルドよりは高いです(バーガー、フライ、ドリンクで$10くらいかかります)が、十二分に価値ありです。
アメリカ文化のひとつの象徴ともいえるバーガー

。
どうせなら美味しいのをいっときましょう。
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