妻から「最近家事を積極的に手伝ってエライから、ごほうびに週末ランチはフレンチをご馳走するよ」と天使の声が降りてきまして、日曜ランチを予約することに。オステルリー・スズキ@赤坂にも行ったばかりですが、こういう嬉しい話はいくら重なってもOK!今回はがっつり食べたい気分だったので、
ラ・カスケット@初台に繰り出すことにしました。
(なんだかグルメサイトみたいですが、食事を通じて学んだことを記す趣旨ですのでお間違えなく)
会社の先輩に紹介されて訪れて一発で気に入って以来、3回目の来店です。予約が取れないことで有名だったレストランキノシタが入っていた場所に、2003年居抜きで入ったお店です。
とにかくコストパフォーマンスの高いお店というのが僕のひとこと店評。
びっくりするボリュームとガツン系の味付けがたまりません。
定番1,890円のランチコースを堪能してきました。
●前菜:
豚のテリーヌ田舎風(妻はサーモンマリネのサラダ)
●メイン:子羊の煮込みクスクスとともに(妻はスズキのポワレ、ラタトゥイユ添え)
●デザート:紅茶のプディング、バニラアイス添え(妻はココナツのブラマンジェ、マンゴーシャーベット添え)
うー、大満足。それぞれ5、6品からプリフィックスで選べるなんて奇跡的だと思いませんか?
特に前菜の豚のテリーヌは厚さ3cm近くあるボリュームかつ、伝統を感じる濃厚な味わいで、お腹のキャパに自信がありさえすれば(笑)、絶対おすすめの一品です。
(写真でご紹介できないのが大変残念ですが、
こちらのサイト等でご覧になることができます。)
ところで、今日の本題である
「サービス」について書きたいと思います。
大満足で食事を終えた帰り道、妻とこんな話になりました。
僕「あー美味しかったね~」
妻「うん。私はこの前行った西荻窪のお店(※10/11記事『クーリ・ルージュ』)よりいいな」
僕「味?ボリューム?」
妻「ううん。この前のお店はなんだか
丁寧すぎて疲れちゃうから」
・・・行ってみるとわかるのですが、このラ・カスケットはフレンドリーさとは無縁の(←いい意味で、ですよ!)雰囲気で統一されています。良く言えば気遣いのない、悪く言えばつっけんどんな感じといえばいいのでしょうか。具体的にいうと、飲み物のオーダーやコースのアップグレード等を必要以上に勧められることはないとか、必要以上に客に話しかけてはこないとか、です。
僕はお店の方と話をするのも大好きなので、クーリ・ルージュのサービスはかなり好きなのですが、奥さんにはちと重いみたいですね。
確かに、今日のランチを振り返ると、ひたすら料理と目の前の相方に集中して時間をすごすことができたという気もします。心配りは大切ですが、近い距離感で話しかけるばかりが能じゃない、そんなことに気づかされました。値段帯も客層も比較的近い「近所にあると嬉しいビストロ」にあっても、こんな違いがあるとは!
いやはや、「サービス」は奥が深いですね~【今日の学び】
フレンドリーだけがサービスじゃない。「付かず離れず」の距離感は相手の立場に立って考えることによってのみ手に入る。※人気ブログランキングです。少しでも学びがあればクリックいただけると、とても嬉しいです。よろしくお願いします!※ちなみに僕がランチ店選びで重宝している一冊をご紹介します。東京のフレンチ&イタリアンが60軒ほど写真たっぷりで紹介されており、僕なんかは、この本を見ているだけで幸せな気分に浸れてしまいます・・・2,000円で十分満喫できるお店もたくさん載っていてかなりお得と思いますよ。
『TOKYO休日ランチ』
・・・さて、最後にひとつご紹介を。僕は決断に際しては、それなりにいろいろ情報を集めたりするようにしているのですが、今年は本だけでなく、メールマガジンに背中を押してもらうシーンが本当に多かったです。例えば「ブログで情報発信する」ことひとつをとっても、ITに決して強いとは言えない僕のなかでは抵抗感があったのですが、いざ始めてみると・・・そりゃしんどいこともありますが、楽しいことの方が百倍千倍多いのです!
そんな僕の背中を押してくれたメルマガ『エンジニアがビジネス書を斬る!』【通称:エンビジ】をご紹介したいと思います。その名の通り、エンジニアの“まるるちゃん”さんがビジネス書をネタに学びを語っているのですが、視点に付加価値がついているというか。誤解を恐れずに書くと「ロジカルに、さくっと、かつ前向きに」な感じ?
「うーん、そもそもこれの位置付けは●●だからして・・・」みたいな人が僕の身の回りには多いので、危うくそんな毒気にあてられかけていたのかもしれません。書評も味わえますし一挙両得、ということで学びを求めていらっしゃる方は登録されてみては?(もちろんメルマガなのでタダですよ;)
『エンジニアがビジネス書を斬る!』
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