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今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

“志を持つ”ということ@第2回スパルタ読書塾 

10/22の記事でもご紹介した、エリエス・ブック・コンサルティングの土井英司さん主催の読書会「スパルタ読書塾」の第2回に参加してきました。今回は会場を新宿に移し、ざっと40名近い出席。老若男女さらにバックグラウンドも幅広い層から集まっており、予定時間を1時間近く超える前回にもまして熱のこもったセミナーでした。

「スパルタ読書塾」

そのタイトルどおり、読書を通じて学びを得ていくというコンセプトで、課題図書を配布してポイントを解説しつつ、グループワークをはさんで議論を深めていくというスタイルで進められました。

前回も非常に学びがたくさんあったのですが、今回はワークショップに時間を割くというスタイルを採ったことも功を奏し、更に「身になる、骨に染みる」セミナーでした。

今回は週末起業を扱った本を議論のネタとして批判的に読んだのですが、僕が今回最も印象に残ったのは「志をしっかりと持つこと」の大切さでした。

例えば、最近の起業ブームもあり「起業すべきか否か?」という議論は時々なされるわけですが、今日のワークショップで意見を交わしていくうちに、「その問いかけ自体が意味ないのでは?そもそも独立も起業も自分の志を実現するための手段にすぎないでしょ」という、言われてみればきわめて真っ当、当たり前なことに気づかされました。
また、紹介された事例で「誰も取り組んだことのない領域なら最初にやったものが勝つ、というのは誤り。(投資まで含めた)やり抜く意思とビジョンを持った者が勝つのである」といった話も大変印象的でした。

要するに大切なのは、「何をやりたいのか、何を(人/社会に対して)与えたいのか」をきちんと持つことであると。は~、当たり前かつシンプルな真理なんだけど、ついつい目の前の手段・戦術に陥ってしまいがちな僕には、とってもズシンとくる学びでした!

【今日の学び】
つまるところ、戦略とは志をいかにしっかりと持つことに尽きる。目的と手段を混同するべからず。

<余談>懇親会にもちょっとどきどきしながら参加したのですが(身内みたいな人ばっかりだったら話の輪に入りづらいな~・・・なんて)、土井さん信者(←失礼!)な方だけではなく、学生さんや本好きなビジネスパーソンに獣医師さん、といった方が参加しておられて、いろいろ話が聞けて楽しかったです。やはり会社の外に出て、いろんな空気を吸わないといけませんね!

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※今日の課題図書ではないのですが、最後に土井さんが紹介されていた本です。タイトルはなんだか難しそうですが、最強の未来予測はあるべき姿を考え抜くことであるという田坂理論とも関連し、ビジネスを含めた社会の発展の法則について言及された一冊とのこと。僕も早速読んでみることにします!



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[ 2005/11/30 01:38 ] セミナー | TB(5) | CM(2)

“プレミア”たらしめるもの@「Mr. & Mrs. Smith(スミス)」 

生まれてこの方からっきしのクジ運が、最近やや好調のようでして、某雑誌の懸賞で応募した「Mr. & Mrs. スミス」のジャパンプレミア試写会に当選して、先日行ってきました(最近ちょっと試写会づいてますね)。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが主演する12月3日公開のアクション映画です。

映画はお正月向けハリウッド超大作、の一言に尽きる(←ちょっと乱暴ですね・・・スミマセン)作品でして、複雑に考えることも悩むこともなくスカッと楽しめる映画でした。ブラピは男前だしアンジーはセクシーかつカッコいいし、ふたりの戦いはドカンドカンと迫力満点で、何だか現実離れした映画館ならではの別世界感を満喫できます。何かとせわしない年末年始から2時間ほどトリップしてみる分にはうってつけの作品ではないかと思います。

「Mr. & Mrs. Smith(スミス)」公式サイト

今日は試写会に参加して感じた“プレミア”について書いてみたいと思います。
ちなみに大辞泉を引いてみると「手に入りにくい入場券などの割増金」あるいは「商品につける景品や懸賞の賞品」という説明が書いてありました。

今回のプレミア試写会は、今朝の各テレビ局情報番組やウェブのニュースでも数多く配信されていたのでご存知の方も多いと思いますが、ゲストとして浜崎あゆみ、釈由美子、倖田來未といった結構有名な芸能人が来場し(あゆは上映開始後すぐにどこかに行っちゃいましたが;苦笑)、限定グッズを客席に投げ込むパフォーマンスのような上映以外のイベントやプレゼントが多数行われました。+αがいっぱいという点では十分に満足いくイベントでした。


一方で、僕がいちばん“プレミア”を感じて、ドキドキ楽しみにしていた部分は、実は会場に入るまでのところだったのです!
まず、今回は東京国際フォーラムの一番広いホールに千人単位の観客を集めて行われたということ。次に、当選ハガキでは入場できず、事前に会場受付でチケットと交換が必要で、かつ交換時間帯が日中の早い時間に行われていたということ。

国際フォーラムはライブで何度か足を運んだこともあるのですが、名称にも少し表れているように非常に近代的かつ美しいつくりになっており、またキャパも大きいことから比較的メジャーかつおしゃれなアーティストが使う場所という認識が形成されていると思われます。そんな会場で映画の試写をやると聞いた時点でピクッときたわけです。「お、これはただの映画上映じゃないな」と。

そしてチケット交換も、わざわざ事前に会場に足を運び(僕は遅刻しないように午後半休を取るハメになりましたよ)「参加します」という申し出をしなければならないわけですが、結構豪華なつくりの受付を目の前にすると「おお、ここに夜は足を運ぶんだな。心してかからねば」という意識が高揚せずにはいられませんでした。

お客様に「プレミア」感をいかに与えるかは、エンタテイメントだけでなく、サービス業でも製造業でもきわめて重要な課題のひとつであるわけです。お客様の立場に立ってみて、何が「おお~、すごい!」と思わせる要因となりうるのかを、考えていかなければいけませんね。

【今日の学び】
プレミア感を与えるには、ソフト面の充実はもちろんだが、ハード面の工夫によるムードづくりが寄与する部分も大きいことを忘れてならない。時にはお客様にあえて手間をとらせることで、ムードが高まることだってある。

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※お客様に「ムード」を感じさせることで足を運んでいただく・・・。僕もこうして拙いながらブログを運営しているわけですが、サイトにアクセスしていただく「ムード」を高めるにはこんなやり方もあるのかもしれません・・・。

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『エンジニアがビジネス書を斬る!』


テーマ : 公開予定前の映画 - ジャンル : 映画



[ 2005/11/25 22:39 ] 映画 | TB(38) | CM(3)

音楽が与えてくれる喜び@『B'z The Best "Pleasure Ⅱ"』 

以前書いたことがありますが、僕はB'zの大ファンです。ファンクラブもとうとう会員暦10年を超え、いつの間にかベテランの域に達した感があります。

テレビCMも流れ出しましたが、11月30日にベストアルバム第2弾『B'z The Best "Pleasure Ⅱ"』が発売されることになりました。7年前に出た1回目のベストアルバム(『B'z The Best "Pleasure"』)以降のシングル曲全部+人気曲の別バージョンを収録した総集編的なアルバムです。

B'zはそこそこ好きだけどファンというほどではない、という妹などに言わせると「これは買っとかないとね」というアルバムなんだそうです。これをきっかけにB'zを聴いてくれる人が増えるのは嬉しいのですが、アルバムは発売日に全て欠かさず購入しているファンとしては、ちょっと複雑な心境ではあります。

理由は2つ。
1)リアルタイムの息吹を世の中の皆さんには感じてほしいから
2)リアルタイムで応援していた自分は何か損な感じがするから


1)はファンの人しかわからない感覚なのかもしれません。どのアルバムも、ジャケットを片手に1曲目から通して聴くと、その「時代」が甦ってくるのです。それはB'zというバンドの変化はもちろんですが、その曲を聴いていた自分自身のヒストリーでもあったりするわけです。(例えば僕でしたら『The 7th Blues』を聴くと大学部活で将棋対局に負けた帰り道に寄ったカラオケBOXが鮮明に思い出される!みたいな。あと、僕の場合はライブ会場の情景や雰囲気も甦ってきますね)音楽を聴き続ける楽しみって、こういうところにもあるんじゃないのかな~、なんて。

2)は小市民的ですが皆さんにもわかってもらえるのではないでしょうか。もちろん上に書いたように、聴き続ける喜びを僕は大切にしているのですが、やっぱりシングルを全部買うことを考えたら、これ1枚買えば済んでしまうと思えば・・・なんだかちょっぴり悔しい感もあるじゃないですか。


GLAY『REVIEW』に始まるベストアルバム・ブームは、普段は買わない層を取り込むプラス面もありますが、1)音楽を聴き続ける楽しみ要素を自ら放棄し、2)ファン心理に悪影響を与えるというマイナス部分もあることを認識しておく必要があります。また、オリジナルアルバムを買っていた層からも「次のベストが出るまで待とう」と考える人が出てくるリスクも視野に入れる必要があるかもしれません。

【今日の学び】
ユーザーが感じる「本来の喜び」を考えない一時の集客は、そのジャンルの持つ「本来の価値」を殺してしまうリスクを抱えていることを忘れてはならない。

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[ 2005/11/23 00:03 ] 音楽・ライブ | TB(4) | CM(4)

そもそもの存在への問いかけ@安部公房「R62号の発明・鉛の卵」 

社会人になってビジネス書の読書全体に占める比率がとても高くなったのですが、あまり実用書に偏らないように、文学作品も最近意識して読むようにしています。学生時代は文学オンリーで、同人誌で作品集らしきものを出版したりもしていたものです。あ~懐しい。

以前からベストセラー文学はどうもピンとこなくて、ある程度時間が過ぎても淘汰されなかった昭和の作品を愛読するようになりました。

有名どころの作品は『新潮文庫の百冊』シリーズなんかでひと通り手をつけたのですが、その中で特に好きな作家のひとりである安部公房を先週久しぶりに読み返しました。久しぶりでしたが、相変わらずの破壊力に感じるところがありましたのでご紹介の筆をとることにしました。

※小学6年の時にクラスでつくった文集で「好きな本・作家」の欄に“安部公房、特に『砂の女』が印象に残っています”と書いたのは僕です。う~ん、この青臭さが何だかいいですねって自己陶酔。。。


安部公房は新潮文庫版で読んでいるのですが、『砂の女』以外で非常に印象に残っている作品集が、安部の初期作品集である『R62号の発明・鉛の卵』です。特に表題作『R62号の発明』のエンディングは忘れようにも忘れられませんよ。。。

『R62号の発明・鉛の卵』

<あらすじ>
機械の出現によって仕事を失くし、生活のために自らの身体を経営者に売ることを余儀なくされた機械技師。男の身体はロボット「R62号」へと改造されるのですが、R62号が経営者の命を受けて人間のためにつくりあげた発明品とは・・・

昭和30年代後半という背景を考慮すると、更に深く深く味わえます。もちろん、現代読み返しても古臭さは全く感じさせず、むしろ警鐘が時代を超えて響き渡り、製造業に携わるビジネスパーソンとしては背筋が凍らざるを得ません。(衝撃を味わっていただきたいので、上のあらすじには結末まで書いていないのです)そもそも、何をしたくて我々は機械を導入したのか、その中で我々の存在価値は何なのか?

いまベストセラーになる作品は、どちらかというと、ケータイやインターネットのサイバーコミュニティ・メディアツールを前提にした世界を描いていることが多い(またそれが自然なのでしょう)わけですが、もっと原始的な「文明とは」「人間(と技術の関係)とは」に焦点をあてた安部作品は、人間の存在の意味を深く問い直さずにはいられません。決して難解な文学ではなく、ストレートにパンチを浴びせてくる作品ですので、初めての方でもとりあえず手にとっていただきたいです!

【今日の学び】
そもそも私たちは何をしたいのか、何を目指しているのかを常に問い直す必要がある。技術の最先端を追うことも重要だが、何のためにそれに取り組んでいるのかを問うことはもっと重要。

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テーマ : 小説 - ジャンル : 小説・文学



[ 2005/11/21 20:40 ] 文学 | TB(0) | CM(0)

大切なこと@『大停電の夜に』 

某出版社主催の試写会に当選し『大停電の夜に』を見てきました。一晩大停電になったクリスマスイブの東京を舞台に、12人の男女が忘れられない過去と現実に向かい合い、やがてそれらが交錯していくというロマンティックな物語です。

『大停電の夜に』

まだ正式公開前でもあり、ネタバレを避けるため詳しいストーリーは書きませんが、見終わって何だか心がほっこりとする作品でした。人と人とのつながりやキャラクターをもうちょっと濃く描いてもよいかなとは思いましたが、そうすると濃厚なフレンチみたくどっぷりときちゃいますからね。これはこれでいい味出してるのかなと。

停電というシチュエーションを活かした照明も実に効果的にムードを醸し出しており、映画館の暗さと相まって『大停電の夜に』ワールドをしっかり創り出していると思います。


この映画で言うと「電気」のような、存在することが当たり前になっているものを失くしてみると、初めてモノの重要性に気づくということってありますよね。

BGMのように当然な顔をして流れていたテレビを切ってみると、家族との会話や読書がとっても大切であることが思い出せたりとか。

●映画公式サイトより・・・

本当に必要なのは、目に見える“明かり”ではなく、何かを伝えたいと思える“あなた”だった。

僕もまずは「とりあえずやっている」テレビ視聴とパソコンのミニゲームを止めるところから始めてみようかな。本当に必要なことが見えてくるのかも。


【今日の学び】
当たり前な顔をしたモノを一度取り払ってみると、本当に大切なものは何かを考えることができる。


上にも書いたとおり、このブログではネタバレ防止のためストーリーは書いていませんが、なかなかいいお話ですよ。現代版のフェアリーテイルみたいな。あとキャンドルや夜空で構築される世界もすごく印象に残るいい感じだったので、配られたリーフレットにあった小説と写真集は見てみようかな~と思っています。映画の前に雰囲気をのぞいでみるのもいいと思いますよ。

大停電の夜に~ナイト・オン・クリスマス~ ◆20%OFF! [ACBW-10316]

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『エンジニアがビジネス書を斬る!』


テーマ : 最近見た映画 - ジャンル : 映画



[ 2005/11/17 00:22 ] 映画 | TB(9) | CM(2)

TOEIC IPテスト:勉強法よりモチベーションが・・・(ヘルプ!) 

来月、TOEICのIPテストを受験することになりました。ここのところ、TOEFLを意識した勉強にシフトしていたこともあり、TOEICはちょっとご無沙汰していたのですが、ぼちぼちスコアの有効期限が迫ってきたことと、来年TOEICの試験形式がリニューアルされたときの混乱でスコアがぶれてしまったらイヤだなという魂胆もあり、今回出馬することにしたのです。

このブログを読んでくださっている皆さんは、TOEIC受験のご経験がおありの方は多いのではと思いますが、試験へのモチベーションをどのように高めていらっしゃいますか?

一般的なところでは「スコアの向上」だと思います。僕も、半年毎に毎回受験していた頃は、毎回のスコアが楽しみで一生懸命TOEIC対応問題集を解いていました。大学1回生で初めて受験したときのスコアがちょうど600だったのが、一昨年時点でいちおう840まで上がったのですが、そのあたりでスコアだけによるモチベーションが続かなくなってきた感が沸いてきたのです

※ちなみにこの本はすごく効きましたよ。スコアは間違いなく伸びます。↓




※あと、この手のレポートを集中的に勉強してノウハウを習得するとずっと活用できていいですね。

『1年でTOEIC900!正統派の英語学習法』

90日間・TOEIC100アップ・チャレンジプロジェクト

試験対策で確かにスコアは上がることはだいたいわかってきたのですが、何だか対処療法的なアプローチが性にあわなくなってきたと言いましょうか。最近、つとめて仕事上のアウトプットを意識した勉強を標榜(←これ自体はとても重要なことと思っています)している僕としては、TOEICも800点ぐらいあったらもう後はいいじゃん、820点と840点と何が違うの?という気がしているわけで。ちなみに、周囲の先輩・知人がこういうタイプばっかりなのもモチベーションが今ひとつな原因かもと認識してはいます。


このブログにも時々書いているのですが、現在はNHKビジネス英会話とアルクの1000時間ヒアリングマラソンに取り組んでいますが、こっちはニュースや映画を理解し英語でコミュニケーションするときのネタにしたいという結構明確な目標があるので、楽しく続けられています。


英語を勉強しようというモチベーションが最大限に高まるのは試験が終わった直後といいますが、せっかくなので、今から気分を盛り上げて勉強したいとは思っており、皆さんはどうされているのか聞かせていただけたりすると、とっても嬉しいなと思い、つらつらと書かせていただいた次第です。コメントなりメールなりいただけると嬉しいです・・・

【今日の学び】

目的意識が明確でないと、学習のモチベーションは上がらない。

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アスク TOEIC TEST奪取 模試アスク TOEIC TEST奪取 模試
おすすめ度 :
コメント:TOEICは(もちろん実力があることが前提条件ですが)とにかく試験形式で練習をこなしまくれば、間違いなくスコアは上がります。こういった教材をガンガン使って数をとにかくやるに限ります。





[ 2005/11/14 23:03 ] 英語 | TB(1) | CM(6)

乱歩地獄~江戸川乱歩の魅力 

「江戸川乱歩」の名前は当然知っていましたが、きちんと作品を読んだことは恥ずかしながらこれまでなく、映画『乱歩地獄』の公開にあわせて書店で開催されていた乱歩フェアに誘われて、初挑戦してみました。

『江戸川乱歩全集第1巻 屋根裏の散歩者』

僕は乱歩といえば怪人二十面相、というイメージが強かったのですが、解説を含め今回この1冊を読んで、認識を新たにしました。即ち、甘美と戦慄の人間心理を暴く犯罪小説家であると。(←最高級の褒め言葉なのです、誤解なきよう。)

この1冊は乱歩のデビュー作『二銭銅貨』に始まる初期短編が収録されています。よく知られた作品が多い中で強いてひとつあげると『人間椅子』は特にインパクトが強烈でした。表題どおり椅子と一体化する男の欲望と感情の描写は息を呑むばかり。ひょっとしてまだ読んだことのない方がいらっしゃると、ネタバレで感動が得られなくなってしまうので顛末はここでは書きませんが、ラストのどんでん返しにものけぞってしまいました。

ところで、当初は怪人二十面相の作者がこのようなある種怪奇的な作品を著すところに違和感があったのですが、一冊読み終える頃にはなんだか乱歩の気持ちが少しだけ理解できたような気がしてきました。というのは、純粋というか人間の根源にあたる魂に触れ表現したい、という点では乱歩の作品は一本筋が通っているからです。

乱歩というとグロとか怪奇的な面がついつい取り上げられがち(だそう)ですが、その底流をなす「純粋な」魂の部分に着目すると作品をますます面白く読めるのではないかなとふと思いました。


【今日の学び】

文学作品はその作品のみの評価にとどめるのではなく、作者の根底をなす魂に着目すると別の読み方ができ、作品はより深く楽しむことができる。




※蛇足ですが、その意味では『乱歩地獄』というのは深い深いタイトルなのかもしれませんね。(監督さんが安易にタイトルづけしたのではないことを祈ります・・・)映画は現在公開中ですが、チケットを安く手に入れたい方は下のようなオークションをのぞいてみるのもいいですよ。(僕もよく使いますが、街のチケット屋さんより便利な部分もあるんですよね)

お気に入りがきっと見つかる!ビッダーズでお買い物

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[ 2005/11/13 01:37 ] 文学 | TB(1) | CM(0)

瀬川晶司さん(将棋棋士)に期待する「アマチュアが理解できるプロ」 

これまでも何回か書いたことがありますが、僕は大学4年間将棋部で活動していまして、今でも定期的に全国職場対抗戦には出場しています。腕前は大したことありませんが、ひとりの将棋ファンとして最近ずっと注目していたイベントがありました。

瀬川晶司氏プロ編入試験対局

将棋のプロになるためには、奨励会という育成機関でのリーグ戦に勝ち抜かねばならず、年間4名しかプロになれないという人数枠と26歳までに勝ち抜けられなければ退会という厳しい規定があります。

瀬川晶司氏はプロを目指し以前奨励会に在籍していましたが、年齢制限をクリアできず、結局棋士になる夢をあきらめてサラリーマンとして働いていらっしゃいました。その後、アマチュアとして各種将棋大会で活躍され、アマチュア代表として出場したプロのトーナメントでも互角以上の素晴らしい成績をあげていらっしゃいました。ケーブルテレビの棋戦ではA級棋士である久保八段に勝利したこともあるぐらいです。

元プロの卵だったら当然でしょ、なんて思ってはいけません。最近はネット将棋の普及によるアマチュアの研究レベルの著しい向上、瀬川さんのような元奨励会の方の大量流入により、アマチュア将棋界で活躍するのは至難の業なのです)

そういった活躍をふまえ、一度はあきらめた将棋棋士としての道を切り開きたいという瀬川さんの嘆願書が日本将棋連盟で(大議論の末に)受け入れられ、プロ代表との六番勝負で3勝すれば合格という入会試験が行われることになったのです。

六番勝負の実施要領はこちら

詳しい経緯はここでは省きますが、大激闘を制して、3勝2敗で最終局を待たず見事プロ合格を決めたわけです。

プレスリリース

今回試験の意義は、何より将棋棋士がアマチュアひいてはファンのニーズを強く意識して判断し、行動したというところにあると思います。以前でしたらプロ編入なんて議論にすらならなかったでしょう(実際、今回の瀬川さん編入試験でも大議論になったそうです)。その意味で今回の将棋界の動きは僕は評価されて然るべきと思っています。

瀬川さんは、(もちろんご本人の弛まぬ努力の賜物であることは当然なのですが)アマチュア・ファンの後押しがあってこそ、今回の快挙をなし得たということを常に頭に置いていってほしいと思います。

奇しくも、プロとして正式に認められた瀬川さんの最初のコメントは

「ファンの皆さんに夢を与えられるようなプロ棋士を目指したい」

・・・大いに期待したいものです。


【今日の学び】

ファンあってこそのプロ。スポンサーはタニマチではなくお客様。


※なお、今回の結果をふまえ、プロ編入制度について本格的な検討が開始され、来年春の棋士総会に諮られる見通しとのことです。これまで厳しい競争・年齢制限等により、棋士になる道は非常に狭く険しくかつ一本道しかない状況だったわけですが、今後は社会経験を積んだ後にプロを目指すような道も開けてくる可能性が広がるということだと思います。

新制度は今後の議論であり、現時点でその善悪については言及できるものではありませんが、アマチュア(ファン)のことを第一に考えるきっかけとなれば、Win-Winの未来が待っているのではないでしょうか

※おかしく愉快な時に切ない将棋界のことを面白く読ませる本をご紹介。

『まわり将棋は技術だ』

『将棋の子』


特に『将棋の子』は泣けます。年齢制限最終回でぎりぎり合格を決めたプロの話は、人生の機微をしみじみ感じずにはいられません。文庫版で安く手に入りますし、ときどき読み返さずにいられない一冊として強くお勧めしたいと思います。

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[ 2005/11/08 23:44 ] 将棋 | TB(0) | CM(0)

「つかず離れず」サービスは難しい~ラ・カスケット@初台 

妻から「最近家事を積極的に手伝ってエライから、ごほうびに週末ランチはフレンチをご馳走するよ」と天使の声が降りてきまして、日曜ランチを予約することに。オステルリー・スズキ@赤坂にも行ったばかりですが、こういう嬉しい話はいくら重なってもOK!今回はがっつり食べたい気分だったので、ラ・カスケット@初台に繰り出すことにしました。

(なんだかグルメサイトみたいですが、食事を通じて学んだことを記す趣旨ですのでお間違えなく)

会社の先輩に紹介されて訪れて一発で気に入って以来、3回目の来店です。予約が取れないことで有名だったレストランキノシタが入っていた場所に、2003年居抜きで入ったお店です。とにかくコストパフォーマンスの高いお店というのが僕のひとこと店評。びっくりするボリュームとガツン系の味付けがたまりません

定番1,890円のランチコースを堪能してきました。

●前菜:豚のテリーヌ田舎風(妻はサーモンマリネのサラダ)
●メイン:子羊の煮込みクスクスとともに(妻はスズキのポワレ、ラタトゥイユ添え)
●デザート:紅茶のプディング、バニラアイス添え(妻はココナツのブラマンジェ、マンゴーシャーベット添え)

うー、大満足。それぞれ5、6品からプリフィックスで選べるなんて奇跡的だと思いませんか?
特に前菜の豚のテリーヌは厚さ3cm近くあるボリュームかつ、伝統を感じる濃厚な味わいで、お腹のキャパに自信がありさえすれば(笑)、絶対おすすめの一品です。
(写真でご紹介できないのが大変残念ですが、こちらのサイト等でご覧になることができます。)


ところで、今日の本題である「サービス」について書きたいと思います。
大満足で食事を終えた帰り道、妻とこんな話になりました。

僕「あー美味しかったね~」
妻「うん。私はこの前行った西荻窪のお店(※10/11記事『クーリ・ルージュ』)よりいいな」
僕「味?ボリューム?」
妻「ううん。この前のお店はなんだか丁寧すぎて疲れちゃうから

・・・行ってみるとわかるのですが、このラ・カスケットはフレンドリーさとは無縁の(←いい意味で、ですよ!)雰囲気で統一されています。良く言えば気遣いのない、悪く言えばつっけんどんな感じといえばいいのでしょうか。具体的にいうと、飲み物のオーダーやコースのアップグレード等を必要以上に勧められることはないとか、必要以上に客に話しかけてはこないとか、です。

僕はお店の方と話をするのも大好きなので、クーリ・ルージュのサービスはかなり好きなのですが、奥さんにはちと重いみたいですね。確かに、今日のランチを振り返ると、ひたすら料理と目の前の相方に集中して時間をすごすことができたという気もします。

心配りは大切ですが、近い距離感で話しかけるばかりが能じゃない、そんなことに気づかされました。値段帯も客層も比較的近い「近所にあると嬉しいビストロ」にあっても、こんな違いがあるとは!いやはや、「サービス」は奥が深いですね~


【今日の学び】

フレンドリーだけがサービスじゃない。「付かず離れず」の距離感は相手の立場に立って考えることによってのみ手に入る。


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※ちなみに僕がランチ店選びで重宝している一冊をご紹介します。東京のフレンチ&イタリアンが60軒ほど写真たっぷりで紹介されており、僕なんかは、この本を見ているだけで幸せな気分に浸れてしまいます・・・2,000円で十分満喫できるお店もたくさん載っていてかなりお得と思いますよ。

『TOKYO休日ランチ』





・・・さて、最後にひとつご紹介を。僕は決断に際しては、それなりにいろいろ情報を集めたりするようにしているのですが、今年は本だけでなく、メールマガジンに背中を押してもらうシーンが本当に多かったです。例えば「ブログで情報発信する」ことひとつをとっても、ITに決して強いとは言えない僕のなかでは抵抗感があったのですが、いざ始めてみると・・・そりゃしんどいこともありますが、楽しいことの方が百倍千倍多いのです!

そんな僕の背中を押してくれたメルマガ『エンジニアがビジネス書を斬る!』【通称:エンビジ】をご紹介したいと思います。その名の通り、エンジニアの“まるるちゃん”さんがビジネス書をネタに学びを語っているのですが、視点に付加価値がついているというか。誤解を恐れずに書くと「ロジカルに、さくっと、かつ前向きに」な感じ?

「うーん、そもそもこれの位置付けは●●だからして・・・」みたいな人が僕の身の回りには多いので、危うくそんな毒気にあてられかけていたのかもしれません。書評も味わえますし一挙両得、ということで学びを求めていらっしゃる方は登録されてみては?(もちろんメルマガなのでタダですよ;)

『エンジニアがビジネス書を斬る!』


テーマ : フレンチ - ジャンル : グルメ



[ 2005/11/08 00:12 ] グルメ | TB(2) | CM(2)

株式投資のココロ 

最近、本屋にいくと店頭に平積みにされている株式投資の本の多さにびっくりさせられます。いやー、本当にちょっとブーム到来って感じですね。今後、郵貯マネーや団塊マネー流入を考えると、企業業績の改善もあり、もうしばらくは堅調な株価推移は続くのかなと思っています。


社会人デビューするときに諸先輩方からいろいろいただいたアドバイスのひとつに「株を始めろ」というのがありました。曰く、自分の資産がかかって初めて人間は真剣に「どの業界が経済を支えているのか、今後成長していく分野は何か」を考えることができるからと

僕は父親が株式投資を趣味としてやっていたこともあり、株に対してネガティブな印象は全くなく、社会人2年目から投資を始めました。確かに株やファンドを買い始めると、日経新聞やワールドビジネスサテライト等を真剣に見るものです。正直、現在でも「金儲け!」という意識は甚だ希薄でして、社会勉強の一環と位置づけて投資は続けています。(金額は大したことありませんが)


そういう意味で、いわゆる財テク本にはあまり関心がないのですが、「そもそも投資とは?」を考えることにはすごく意義を感じており、有名な投資家バフェット氏の書籍などは、ときどき読み返しています。いろいろ出版されていますが、一番コストパフォーマンスが高いと思っている一冊をご紹介しておきますね。

『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』

表題はやや財テクっぽいですが、内容はもっと骨太でして、株主・投資家の立場から企業をどう見るかといった領域にも言及がなされています。本書に書かれている分析を全部こなすのは相当な重労働ですが、着眼点を学ぶという意味で学びが非常にあります。発行は2002年ですが、今読んでも全く古さを感じません。普遍の真理「そもそも株とは?投資とは?」を再認識させてくれるという意味で、今後も大切にしたい”投資に値する”一冊と思います。


一方で、僕も儲けたくないわけではないので(笑)、最低限のテクニック的なことはいちおう勉強しました。こちらはある程度鮮度勝負という部分がありますので、最新情報をベースにまとめたセミナーやレポートでさくっと学ぶべきなんでしょうね。

いっぱい本を買い込んで情報の波に溺れるよりは、このへんのレポートをどんとひとつ基本に据えて短期間で勉強しちゃうのが得策かもしれません。あくまで本質は別のところにあると、少なくとも僕は思っていますから。

このへんもいいかも。いずれにせよテクニックはさくっと速攻で片付けて早く本質を考えるステージに行きたいものです。


【今日の学び】

株式投資の真の意義は社会を見る目を養い、そして社会経済活動に主体的に参加することにあり。







[ 2005/11/03 23:37 ] ビジネス書 | TB(1) | CM(0)

ひとりフレンチに挑戦~オステルリー・スズキ@赤坂 

今日は朝からなんだかとってもフレンチな気分で、特にお肉が食べたーいという衝動がどうしても抑えられなくなってきました。とはいえ、ディナーの時間にさっと退社できるかどうか微妙な状況だったこともあり、思い切ってランチでひとりフレンチに繰り出してみる決意を固めたのです。

お店は、以前休日に妻とお邪魔したことのあるオステルリー・スズキ』@赤坂に決定。前回食した鴨のコンフィがとっても美味しかったので、ひとりということも忘れ、期待で胸も高鳴ります。

予約なしということもあり、念を入れて昼休み時間帯をずらして13時少し過ぎにお店に到着しました。地下に降りてひとりで訪れた旨を告げると、快く席を用意していただきました。ピーク時間過ぎにもかかわらずかなりの席は埋まっていましたが、幸いスムーズに入店成功。

日替わりランチは前回食べた鴨のコンフィかスズキとキノコのパイ包み卵ソースでしたが、メニューにわざわざ付箋を張り付けて「鴨のロースト」が紹介してあったのに目を引かれ、スペシャリテの牛頬赤ワイン煮かとさんざん迷った挙句にローストの方をチョイス。1890円のコースと相成りました。

●本日のスープ:ニンジンのポタージュ
●メイン:鴨のロースト(マスタードソース、里芋のフリット&冬野菜ソテー添え)
●デザート:ワゴンから3つチョイス(プリン、ガトーショコラ、シードルのジュレ)
●コーヒー&プティフール

お味の方は期待を全く裏切らない素晴らしいものでした!うーん、鴨のウマさってこんなに滲み出てくるもんなんだ~、とひとりニコニコ。レアに近いんだけどスモークはしっかり染み渡っていて、いやー鴨おいしいわ!ソースも実に美味しくて、ついついパンでお皿をぬぐってしまいました。(サービスのお姉さんに笑顔で「きれいに食べていただいてありがとうございます」と言われちゃいました。うー、ちょっとがっついてました?でも美味しかったからOK!)

また、付け合せも絶妙で、サービスの方に聞いてみたところ「里芋を軽く素揚げにしたもの」とのこと。歯応えと柔らかさの中間が実に楽しい食感で、たっぷりめの冬野菜とあわせてこちらも大満足。

ワゴンデザートは前回来て感激したサービスで、こちらも健在。時間帯が遅かったのでシュークリームが品切れだったのが唯一残念でしたが、今日の三品も美味しかったです。


で、何より嬉しかったのが、内心ちょっとどきどきのひとりフレンチを実に気持ちよく過ごさせていただいたことですね。ランチ時ということもあるのでしょうが、料理もスムーズに出て、サービスの方も付かず離れずかつフレンドリーな対応で、充実した1時間少々をすごすことができました。

10月2日付のブログで「ひとりカラオケ」の可能性について触れましたが、「普通はカップルとか友人と団体で来るのが当然」と思われているジャンルの「ひとり●●」はビジネスチャンスになり得るんじゃないかな~と道すがら考えるプチファイ!でした。


【今日の学び】

客の属性に合わせ、「店にとって」ではなく「客にとって」を考えるサービスがユーザーを惹き付ける。全ての仕事において、行き着くところはホスピタリティ。


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<蛇足>
ホスピタリティについて学ぶのならば、この本をとりあえず読んでおくのが最適と思います。百貨店・ホテルとジャンルこそ違いますが、根底に流れるサービス精神についてたくさん学びがありますよ。

「ノードストローム・ウェイ」

「リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間」


・・・さて、最後にひとつご紹介をさせてください。僕は決断に際しては、それなりにいろいろ情報を集めたりするようにしているのですが、今年は本だけでなく、メールマガジンに背中を押してもらうシーンが本当に多かったです。例えば「ブログで情報発信する」ことひとつをとっても、ITに決して強いとは言えない僕のなかでは抵抗感があったのですが、いざ始めてみると・・・そりゃしんどいこともありますが、楽しいことの方が百倍千倍多いのです!

そんな僕の背中を押してくれたメルマガ『エンジニアがビジネス書を斬る!』【通称:エンビジ】をご紹介したいと思います。その名の通り、エンジニアの“まるるちゃん”さんがビジネス書をネタに学びを語っているのですが、視点に付加価値がついているというか。誤解を恐れずに書くと「ロジカルに、さくっと、かつ前向きに」な感じ?

「うーん、そもそもこれの位置付けは●●だからして・・・」みたいな人が僕の身の回りには多いので、危うくそんな毒気にあてられかけていたのかもしれません。書評も味わえますし一挙両得、ということで学びを求めていらっしゃる方は登録されてみては?(もちろんメルマガなのでタダですよ;)

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[ 2005/11/01 18:28 ] グルメ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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