今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

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ホリエモンも読むべき?『元外交官が教える24時間でお金持ちになる方法』 

前回のスパルタ読書塾に関する記事で、「投資とか?お金とは?」について学んだ話をご紹介しましたが、今日の本は違う角度からお金について考える材料を提供してくれます。

『元外交官が教える24時間でお金持ちになる方法』(原田武夫著)



この本の帯のコメント「投資も外交も、要は情報が勝負なのです」が本書メッセージの基礎を成す考え方です。本書の著者である原田氏は(この類の本の著者としては異色の)元外交官ですが、そのキャリアを通じて学んだ「金持ちを支える技術」について指南してくれます。

といってもチャートや投資指標の読み方ではなく、世の中の動きをいち早く読む情報への感度を高める術を具体的に解説してくれています。1日、1週間、1年というそれぞれの単位で取るべき行動をかみくだいて易しく語りかけてくれるところがニクイです。

『ミリオネア・マインド』で紹介した話が、お金持ちを支えるマインドセットであるならば、本書は情報といかに接するかに関するノウハウをじっくりと説明していると言えるでしょう。しかしノウハウとはいっても「情報が勝負」という哲学がしっかりベースを構成しているので、単なるハウツーではなく、納得感ある仕上がりになっていると思います。

以下、特に印象に残ったメッセージを紹介しておきます。そのままTipsとして刻み込んでおきたいですね!

・お金がお金を呼ぶのではない。お金が動くところに情報が生まれ、その情報がまた新たなお金を生むのだ
・「お金持ち」になるためには、「情報」そのものの価値を見出す能力を持つことこそ、基礎体力として求められているのではないでしょうか。
・株は買った値段がベストだと思え!
「お金持ち」になるための情報交換をする時の原則は、「等価交換」です。・・・つまらない情報だけをいったりすると、情報ネットワークから外されますよ!気をつけましょう。

↑特に最後のはグサリときますね~・・・

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『元外交官が教える24時間でお金持ちになる方法』(原田武夫著)

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[ 2006/01/24 23:48 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(0)

第4回スパルタ読書塾「お金とは?」@『ライアーズ・ポーカー』 

エリエス・ブック・コンサルティングの土井英司さん主催の「スパルタ読書塾」第4回に出席してきました。新宿のセミナー会場には、平日18:30にもかかわらず30人近くが参加し、終了予定時刻を大幅にオーバーする熱気のこもった雰囲気でした。

僕は1回目から続けて参加しているのですが、このセミナーはなかなか面白いです。出席者も能動的にセミナーに参加できている感がグッドですね。あと、ブログを書き出して初めて分かったのですが、読書を何らかの形にアウトプットしていくことって結構快感なのです。「学び」が形になるのは素敵ですよ。


さて、今回のテーマは「投資、株、資産運用」。課題図書は『ライアーズ・ポーカー』でした。

『ライアーズ・ポーカー』(マイケル・ルイス)



著者のマイケル・ルイスはソロモン・ブラザーズで債券セールスマンとして、弱肉強食のウォール街において「凄腕野郎」と称される実績をあげ、27歳にして22万ドル以上の年収を実現しますが、3年間で同社を辞め、現在は作家として成功を収めている人物です。

“ウォール街は巨大な幼稚園”という副題どおりの本能剥き出しのウォール街での風景が、時には笑うしかないような馬鹿馬鹿しさとともに、時にはぞっと背筋が凍るような恐怖とともにイキイキと描かれています。400ページ以上の厚い本ですが、一気に読みきってしまいました。本の帯にはトム・ウルフ(←『虚栄のかがり火』の人です)がコメントを寄せ、マネックスの松本大さんもお勧めとのこと。

今回のテーマは「投資、株、資産運用」でしたが、テクニカルな投資手法の話ではなく、最終的には「お金とは?資本主義とは?」を問う、深い議論が展開されました。差し障りない範囲で内容をご紹介しますね。

●そもそも、なぜ市場が存在するのか?
⇒同じ商品を同じ価格で売りたい人と買いたい人が存在するから。
⇒人はそれぞれ異なる「相場観」を持ち、それぞれの基準で高い安いを判断する(アンカリング効果)
逆にいえば、モノの“価値”は所詮そんなもの。狭い世界にいると分からない。領域・戦場を移す/広げるというアプローチは常に意識しておくべき。

●市場原理はつまるところ「交渉」であることを理解しておく必要
交渉においては「ゼロにできる」判断ができる方が勝つのが原則
⇒結果として、余裕のある人が最終的には勝っているのが現実

●トレーダーという商売
・コミッション商売は非常に低いリスクでキャッシュフローが常にプラスという美味しい商売
・ウォーレン・バフェット「橋を所有し通行料を取るようなビジネスがしたいものだ」
・suicaのような「先にいただく」仕組みがビジネスで導入されている。利便性等の享受メリットはあるが、ある種ユーザーは「かすめとられている」点を知っておくべき

●個人投資家はプロのトレーダーに勝てるのか?
・プロはリスクに対して臆病で、自分の勝てる土俵でしか勝負しない(勝つための王道)
・プロの情報は証券会社トレーダー⇒大口顧客⇒個人投資家の順で流れる。個人投資家が得た情報をもとに株を買う頃には証券会社・大口顧客は既に株を購入済みというのが現実。
・プロの弱みは「所詮預かったお金の運用である」がゆえに短期間で成果を求められる点。それに対し、個人投資家は「持ち続ける」という手段で対抗することが可能
※「本当にファンドをつくろう」と真剣に考えてみるとプロの弱みを体感することができる(例:明日のメシ代をどうやって稼ぐの?)

●個人投資家にかかるバイアス
生存者バイアス:いま生き残っているものの中で評価基準を設けてしまう
(失敗したものは比較対照データから抹消される)
・メディアに対する過信:特にテレビの切り取り文化には眉唾で向かい合う必要
・「プロにはかなわない」幻想
・情報のタイムラグ:悪意を持って情報を操作するプロは数知れず

●お金とは?
お金は「資源」を便宜上分割したもの。拡大可能ではあるが、限りがある。
・人は精神と物質からなり、両方無視することはできない。
⇒ゆえに人間は資源を取り合ってきた。
⇒拡大しているうちは良いが、限界がきたときにどう対処するかがポイント。
「誰かが勝つと誰かが負ける」状況に陥っていないかという観点で、かつマクロ視点を意識し、参加者皆がハッピーになるビジネス・投資は可能かについて考えていくことで道は開けていくのではないか。

折しもライブドア問題などで、お金・資本主義・株式会社等について考えるきっかけには事欠かない今日この頃、実にタイムリーに頭を刺激してくれた有意義な二時間半でした。今日もお腹一杯!

会場では以前セミナーでお世話になったターレス今井さんに偶然再会してお話させていただいたり、オフィスが近い人で集まって読書会課外編とかやりましょうか、なんて話が盛り上がったりと、外に出るからこそ味わえるきっかけづくりもいろいろできました。よーし、実行するぞ!

『ライアーズ・ポーカー』(マイケル・ルイス)

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ちなみに過去3回の参加分もこのブログでご紹介していますので、もしよろしければご覧になってください!
<第1回>
<第2回>
<第3回>

次回は自己表現とプレゼンテーションだそうです。愛→カネと本能系が続いたので、次は睡眠とか?なーんて思っていましたが(失礼)。こちらも楽しみです。

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※今回の記事に関心を持ってくださった読書好きの皆様ならば、きっと楽しんでいただけるメルマガ『エンジニアがビジネス書を斬る!』【通称:エンビジ】をご紹介したいと思います。その名の通り、エンジニアの“まるるちゃん”さんがビジネス書をネタに学びを語っているのですが、視点に付加価値がついているというか。「ロジカルに、さくっと、かつ前向きに」な感じとでもいいましょうか・・・無料メルマガですので、もしよろしければ登録されてみては?

『エンジニアがビジネス書を斬る!』



[ 2006/01/22 01:58 ] セミナー | TB(0) | CM(8)

東証システム一時停止@「自分」を主語に考える姿勢が信頼を生む 

ここ三日間ぐらいはずいぶんたくさんニュース番組を見ていましたね。ちょっと不謹慎かもしれず恐縮ですが、ドラマよりもよっぽど面白く迫力がある人間模様がめじろ押しでした。その中で「えっ?」と感じたニュースについて、少し書いてみたいと思います。珍しく今日は時事ネタです。

耐震強度偽造問題や宮崎勤被告への最終判決等の大きなニュースに囲まれても、ナンバーワンの存在感を放っていた(ように僕が感じた)ライブドアへの強制捜査、いろいろ波紋が広がりました。顕著な例はやはり株式市場。ライブドアグループだけではなく、日経平均株価や新興市場全体が大きく落ち込みました。(捜査後三日目には市場全体としては反発しましたが)最近の株価上昇を受けての利益確定時期を見計らっていた投資家心理もあったのでしょうか、売り注文が殺到するシーンは容易に推測できます。

そんな状況において、1月18日午後、東証で全面的に売買が一時停止される事件がありました。なんでもシステムの処理能力が追いつかなくなったからとかで、新聞報道等を見たところでは「ライブドアの件が大きく影響しており・・・東証として責任を問うていく云々」との弁明を。・・・これを見聞きして、えっ?と思ったわけです。

東証のシステム能力については昨年からしばしば問題も起こっており、民間から優秀なCIOをさがさねばとか実際にいろいろ動きが表面化しているわけです。それが今回このような大きな事件になったときにライブドアの責任云々に言及するってどういうことなんでしょうか。

各種メディアで取りあげられていた海外主要投資家の声を見ても、「ライブドアは(大きな問題ではあるが)あくまでひとつの個別事件。システムが一時的にせよストップして市場が成立しなかったことが根本的な問題」というトーンが主流だったと思います。

ライブドアのせいにした東証の姿勢にこそ不信感を抱いた。そりゃ、ライブドアからの事情説明は必要かもしれませんが、自分たちがステークホルダーに対して果たすべき責任はどこにいってしまったのでしょうか。形態としてはもう東証は株式会社ですが、こんなものの考え方をしているうちは上場会社としてひとりだちなんて遠い話だなと感じましたね。

以前、会社で関係省庁と折衝する仕事をしていた時期があるのですが、官僚・役人って間接話法でしゃべり、どこか責任を負うところ・弱いところがあると、そこを徹底的にいじめるんですね。たとえ怪しくても強いところには決して働きかけない。今回の東証の態度はまさにそれですね。

ビジネスパーソンとしてこういう心意気を持つようにだけはなっちゃいかんな、と強く思いましたので、いつもとは違う感じの記事にはなりましたが、アップしてみた次第です。

【今日の学び】

「自分」を主語に考えるべし。当事者意識を持った思考と行動がお客様を含めた関係者の信頼を生む。


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・・・主体性といえば、最近は本を読むときにすごく意識するようにしています。幸い、ブログを始めたことで「ブログにどの部分を紹介しようか」という感じで最近読書ができている気がしています。




[ 2006/01/20 15:22 ] その他雑件 | TB(4) | CM(0)

フォーシーズンズホテル椿山荘@意表を突く驚きと癒し 

先週末がちょうど結婚記念日。いつもはお気に入りのフレンチでディナーなのですが、今回はちと張り込んでホテルで優雅な週末を演出することにしました。初体験の都内豪華ホテルのショートステイで感じたことを書きたいと思います。

ホテルを検討するに際し旅行会社でパンフレットを取り寄せたところ、滞在プランの豊富なことにまず驚かされました。いろいろ特典つきの「ちょっとリッチな一日を」という魅力的なプランがたくさんで目移りしてしまいました。いろいろ迷いましたが、パートナーの鶴の一言でフォーシーズンズホテル椿山荘に決定。理由は「優雅な滞在といえばフォーシーズンズでしょ?」・・・うーん、そういうものなのか。

【「フォーシーズンズホテル椿山荘」公式サイト】

朝食(ランチにも差替可)+12月にできたばかりのスパ入場+レイトチェックアウト+アメニティセット+ウェルカム焼菓子がついたガーデンビュー11階ツインでひとり21,800円。今までこのクラスのホテルに泊まったことがない小市民にとっては高いのか安いのかも理解できません。とにかくエレガントを目一杯満喫しようとだけ心に決めて臨みました。


東京メトロ江戸川橋駅を降りて徒歩5分ほど。本当にこっちでいいのかねと疑わしくなるような人気のない山中に向かって急な坂を上っていくと・・・>「いらっしゃいませ!」・・・路上で突然声をかけられたのでとにかくびっくり。よく見ると、50メートルほど先で車を誘導する係の方が笑顔でこちらを向いていたのです。ややぎこちなく会釈を返しつつ、ホテルの玄関に向かうと、実にさりげなく担当の方が近づいて「いらっしゃいませ、宿泊のお客様ですか?」と声をかけてくると同時に手荷物をさっと携えてくれました。おおおっ!かつそっと名前を聞かれたので何なんだと思いつつ勧められた豪華なソファに腰掛けていると、フロントの方が「●●様、いらっしゃいませ」・・・。

到着して10分足らずですっかり心奪われてしまいましたね~(我ながら単純)。やや不便な道のりとの対比とあいまって、心の準備ができていないところの不意打ちウェルカムにやられてしまいました。もちろん実に快適な部屋やスパ、レストランでのサービスも非の打ち所ないものだったのですが、初っ端のインパクトにまずやられた後はずっと夢心地というのが、今振返っての正直なところですね。

心身ともに癒されるというのはこういう状態をいうのだろうなというぐらいの夢うつつ的な(←こうなると何だかあまり便利とはいえないロケーションさえ俗世間を離れていい感じを醸し出してくるものです)快適さと、こちらが期待していなかった部分での驚きが対照的だったゆえでしょうか、実にインパクトある一泊でした。もちろん、記憶に残る記念日になりましたし、またぜひ行ってみたいなと感じました。結構なお値段でしたけど、これなら十分満足いく印象ですね。

お客様に歓びを与えるという観点で商品・サービスを考えるときのヒントになりうるかも。ということで、


【今日の学び】

「快適」や「癒し」は意表を突く驚きによって増幅することができる。


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[ 2006/01/19 12:28 ] その他雑件 | TB(1) | CM(4)

好きなことを可能にする“情熱”に感動!@『キングコング』 

※『キングコング』DVD発売に伴い、情報等をアップデイトしました。

久しぶりに血沸き肉踊る非日常体験をしてきました。昨日、品川プリンスシネマにて『キングコング』を観てきたのです。3時間超という大作でしたが、全然長さを感じないどころか、ジェットコースターに乗りっぱなしのような「早く終わってくれ!・・・でも終わってほしくない」という感覚にずっと追われておりました。

『キングコング』は1933年に発表された誰もが知っている古典的名作映画を、『ロード・オブ・ザ・リング』で知られるピーター・ジャクソン監督(以下、PJ)が現代版にリメイクしたアドベンチャー大作です。ストーリーは33年の元作品に忠実なつくりで、南海の孤島とニューヨークを舞台にした大活劇を背景にコングと美女の許されぬ愛が描かれます。



もちろん、特撮技術は当時とは比べ物にならぬレベルにあり、本作品でも孤島(スカル・アイランド)への上陸から原住民そしてコングとの遭遇そして恐竜との大バトル、船員たちの大脱出(←見ているだけのはずなのに気がつくと肩で息をしていました!ドキドキ疲れします)、NYでの大捕物帳、エンパイア・ステート・ビルでの最後の戦い・・・と息つく暇のないスリリングな展開とコングの何ともいえない「感情」が滲み出る表情が相まって、たまらなく胸いっぱいお腹いっぱいの大作でした。


ところで、有名なエピソードとして、PJは1933年の『キングコング』を見て感動し、「この作品(=キング・コング)を撮るために映画監督になると決意した」という話は皆さんご存知でしょうか?実は、僕は最近知った話だったのですが、感動が倍増してしまうのを抑えることができませんでした。

子供のときに映画を見て覚えた興奮を忘れずに、自分の手で作品をつくりだすに至った情熱。きっと瞳をキラキラさせながらメガホンを握っていたんだろうな~。そんなワクワクするような夢工房の様子が垣間見られるコングのイキイキとした、そして最後には切なすぎる姿でした。あの迫力と繊細さの奥にある「熱」を感じるためだけでも、劇場に足を運ぶ価値は十分すぎるほどと思います。


好きなものを好きなようにつくることができるPJの喜びというのは、前々回『ミリオネアマインド』の記事でご紹介した、経済的自由、即ち「真の経済的自由は、日常的にお金のことを考えることなしに、好きなことをやっている状態を指す」と相重なる部分がありますね。

こんな状態をつくりだすためにも、夢と情熱は持ち続けなければならないなという思いを新たにするとともに、こんな感動を与えられる人にならなければとも強く感じました。ドキドキ/エンジョイするだけでなく、ちょっとがんばるぞっ(プチファイ!)という気持ちもプレゼントしてくれた素敵な作品でした。

【今日の学び】

好きなものを現実につくりだすには夢と情熱を持ち続けることが必要。そしてそれは人々を感動させることができる。


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※たまたま最近本屋で手にとったのですが、PJ版のキングコングをもとにつくられた絵本がなかなかいい味を出していましたのでご紹介しておきます。迫力はさすがに映画に及びませんが、繰り返し手元で見られる手軽さとかわいらしさは一読の価値ありかと。






[ 2006/01/12 21:34 ] 映画 | TB(34) | CM(9)

「勝つためには、人がすべてだ」@ジャック・ウェルチ『ウィニング~勝利の経営』 

前回に引き続き、正月休みに読んで非常に感銘を受けた本を紹介したいと思います。当初表題から受けた印象と実際の読後感に良い意味で大きなギャップがあり、嬉しい誤算の一冊でした。

ジャック・ウェルチ『ウィニング~勝利の経営』



ジャック・ウェルチは改めて紹介するまでもないでしょう。GEを時価総額世界一の企業に育て上げ、しばしば「20世紀最高の経営者」と称される前GE会長兼CEOですね。そんなウェルチがビジネスで成功するためのノウハウを解説しています。

といっても、崇高な経営理念やシックスシグマについてではなく、驚くほど具体的なトピックが取り上げられています。なんでも彼が本書を書くきっかけは「世界各地の講演会で寄せられた数千にのぼる質問」だったそうで、それだけに人々の関心ある事項についてウェルチの素直な考えが述べられています。

例えば、誰もが関心ある“ウェルチの語る経営戦略のあるべき姿”とは・・・「戦略なんて限られた資源をどう割り振りするか、それだけのことだ」「勝ちたいのなら、戦略についてじっくり考えるよりその分、体を動かせ」・・・いやはや、なんとも痛快じゃないですか。MBAの教科書よりも百倍説得力があり、実に核心を突いているように思います。

もうひとつ特徴的なのは、人について割かれたページ数の多さです。ウェルチは常々、人事部門の責任者は会社で社長の次にくるポジションとすべきと唱えていることに代表されるように、人に関する部分を重視していることで有名な経営者ですが、その考えがあちこちに滲み出ています。

採用・評価に始まり、上司への対処法や天職の探し方に至るまで、実に学びの多いノウハウがたくさん語られています。その中で印象に残ったのはリーダーシップに関する項目です。ウェルチは「リーダーのすること」として8つのルールをあげていますが、特に印象に残ったフレーズをご紹介しておくのが最良のレビューになるような気がします。

「リーダーになる前は、成功とはあなた自身が成長することだった。ところが、リーダーになった途端、成功とは他人を成長させることになる」
「あなたがリーダーであれば、すべてのことに質問するのがあなたの仕事だ。オフィスの中で一番バカな人間のように見られても平気でいられるようでなくてはならない」

いろいろ書いてきましたが、本書のエッセンスをひとことでいうならば「勝つためには何をすればよいのか?」に尽きると思います。そのウェルチ流のノウハウが(実にざっくばらんに)語られたおすすめの一冊です。特に会社勤めをされている方、経営者を目指す方は必読と思いますね。

最後に、ウェルチからの励ましのひとことを(これまた痛快!)。

「そう、楽しまなくちゃ。ビジネスはゲームだ。そのゲームに勝つこと、これに勝る快感はない。」

【今日の学び】

ビジネスではすべての思考は「勝つためには何をすべきか」に軸足を置くべし。そしてそれらは「人」に拠ることがほとんどであることを認識せよ。


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ジャック・ウェルチ『ウィニング~勝利の経営』




[ 2006/01/10 00:58 ] ビジネス書 | TB(4) | CM(4)

自己実現に必要なのは考え信じること@『ミリオネア・マインド-大金持ちになれる人』 

帰省先のIT環境が芳しくなく、年末年始の記事更新が滞っておりました。あらためて新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

前回記事にも少し書いた2006年版未来地図についても触れたいのですが、正月休みに読んで非常に感銘を受けた本の紹介から新しい年をスタートしたいと思います。

『ミリオネア・マインド-大金持ちになれる人』ハーブエッカー(本田健訳)




本書は、アメリカで「お金のカリスマ」として名高いハーブ・タッカー氏によるお金持ちになるためのエッセンスを説いた一冊です。といっても、投資のテクニック指南等ではなく、金持ちは共通した思考法のもと行動しているというエッカー氏の発見に基づき、その「金持ち思考法(=“ミリオネア・マインド”)を身に付ける」というアプローチを採っているところが本書の特徴になっています。

ニューヨーク・タイムズ等において第1位のベストセラーに輝いており、また日本でもよく売れているそうですね。発売から4ヶ月近くたっていますが、近所の本屋でも平積みになっていました。

金持ち云々というより、とにかく衝撃があったのが「思考が行動に結びつき結果を生む」「外面の世界は内面の世界を映し出している」という全編を貫くテーゼです。思い当たるところがたくさんありすぎて、非常に説得力があり、ストンと腹に落ちました。

全部で17の“ミリオネア・マインド”が紹介されていますが、そのどれもこれもが正月でのんびりした頭をガツンと殴られたような衝撃でした。早速、僕の未来年表に書き込まなければ!!

僕があれこれ評するよりも、ガツンときたポイントをご紹介するのが読者のそして自分のためと思い、以下ご紹介させてください。かなりキテますよ。

「大多数の人が本当に望むものを手に入れられないのは、自分が本当は何を望んでいるかわかっていないから」
「影響を与える人数が多くなればなるほど、人生は心理的・感情的・精神的そして経済的に豊かになれる」
「幸運を呼び込むためには何らかの行動を起こさなければならない。お金に縁のない人はいつまでたっても『準備中』
「金持ちはリーダーであり、偉大なリーダーは売り込みがうまい。もし自分の力や商品に価値があると心から信じているなら、それを必要としている人たちの目に触れないようにするのは間違いであると考えるから
「富を手に入れる人たちは、問題そのものではなく、常に解決方法を見つけることに専念する」
「自分が意味づけをしない限り、何物も意味を持つことはない。あなたの考え方ひとつで自分の価値は決まる
「お金に縁のない人はどちらか一つしか選ばないが、金持ちになれる人は両方とも手に入れようとする」
富を築くということは、何が何でも金を稼ぐことではなく、人間として成長し考え得る最高の人間になることである」

本田健さんが書かれているあとがきを読んで、心の底から「自由になりたい」と思いました。曰く、“真の経済的自由は、日常的にお金のことを考えることなしに、好きなことをやっている状態を指す”。

よーし、2006年、やるぞっっっっ!


【今日の学び】

人間は自分の考えているようにしかならない。制限を設けるな。本当は何になり何を実現したいのか考え抜き、そして情熱をもってそのとおり実行することで、道は開ける。


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『ミリオネア・マインド-大金持ちになれる人』ハーブエッカー(本田健訳)


・・・前回に引き続き、最後にひとつご紹介を。最近、僕は本だけでなく、メールマガジンに背中を押してもらうシーンが本当に多いのです。例えば「ブログで情報発信する」ことひとつをとっても、ITに決して強いとは言えない僕のなかでは抵抗感があったのですが、いざ始めてみると・・・そりゃしんどいこともありますが、楽しいことの方が百倍千倍多いのです!

そんな僕の背中を押してくれたメルマガ『エンジニアがビジネス書を斬る!』【通称:エンビジ】をご紹介したいと思います。その名の通り、エンジニアの“まるるちゃん”さんがビジネス書をネタに学びを語っているのですが、視点に付加価値がついているというか。誤解を恐れずに書くと「ロジカルに、さくっと、かつ前向きに」な感じ?

「うーん、そもそもこれの位置付けは●●だからして・・・」みたいな人が僕の身の回りには多いので、危うくそんな毒気にあてられかけていたのかもしれません。書評も味わえますし一挙両得、ということで学びを求めていらっしゃる方は登録されてみては?(もちろんメルマガなのでタダですよ;)

『エンジニアがビジネス書を斬る!』




[ 2006/01/05 23:23 ] ビジネス書 | TB(7) | CM(5)
プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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