今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

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【骨太】『ネクスト・マーケット』@ビジネスの意義を根本から問う 

企業も個人も、社会に価値を提供していくことで自らがよりよく存続しえるのだ。背筋が伸びた思いの一冊でした。これからの社会とビジネスのあり方を考えるうえで、リーダーたる者は必読かも。

『ネクスト・マーケット』(C.K.プラハラード著)



かの有名な『コア・コンピタンス経営』でも知られるC.K.プラハラード氏の著作で、いわゆる「貧困層」(※)と称される人々を顧客に変えるためのビジネス戦略やイノベーションについて、実際にインドやアフリカでビジネスを展開している事例研究を交え、考察が進められています。

※本書ではBOP:Bottom Of the Pyramidと称されています。以下、BOPと表記しますね。

一日2ドル未満の生活費で生きている人々を対象にしたビジネス、と聞いて最初に思い浮かんだのは、恥ずかしながら日々の食事を支援する炊き出し的なことでした。ところがどっこい、本書で紹介されているのはし信用販売や貯蓄プログラムのような金融系からインターネット・キオスク、行政サービスへのe-ガバナンス導入まで、要するに我々が日々目にするビジネスと領域を異にするものではなかったのです!

もちろん、人々の収入や社会のインフラ整備状況、あるいは文化背景の違いによって、米国や日本の商品をそのまま持ち込むことには無理があることが多く、製品の価格をはじめ様々なハードルをクリアするための工夫が必要になります。

(各社の取り組み、現地社会とのコラボレーションの具体事例は本書内でたくさん紹介されていますよ。しかも映像つき!)

その結果として、BOP市場向けに開発されたソリューション(品質・効力・有用性)は、富裕層にとっても非常に魅力的であることが多々あります。そりゃそうですよね、安かったり、ユーザビリティに工夫が凝らされているのですから。

このような「経済ピラミッドの下層から上層へ」という新たなアプローチ(←従来はピラミッド上層から下層に支給するといった構造でした)が、製品やプロセスだけでなく、ビジネスモデルそのもののイノベーションの源泉になりえると、著者は指摘しています。

BOP市場は約50億人ともいわれ、人類の8割を占めています。生活の質の向上を求める彼らとのコラボレーションによって、これまでにない驚異的な市場が形成されると期待するのは、ある種理にかなっているのかもしれません。

地球視点でビジネスのあり方を学ぶことで、「そもそも僕達はビジネスに携わることで何を産みだそうとしているのだろう」といった根本に立ち返った問いを考え直すことができました。分厚いですが、具体事例も多くて、また現地映像も満載のCD-ROMもついた質量ともに充実の一冊、ビジネスリーダーを志す人はぜひこういう本を読んでほしいと思いますね。(断言)

【今日の学び】
時には地球規模で物事を考えることで、ビジネスモデルのイノベーションのヒントを得られる。それはひいては「ビジネスを通じて自分は何を産み出そうとしているのか」を問い直す契機となり得る。


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『ネクスト・マーケット』(C.K.プラハラード著)

BOP市場では「信頼」が最重視されるんですって。各社戦略の中でも、「公共/社会の利益になる、奉仕する」点を各地で訴える取り組みがとても重要な位置を占めていたようです。こういうのが、まさにCSRなんだろうな~

ところで、これってなんだか今の日本人が忘れかけているような・・・
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[ 2006/06/28 23:03 ] ビジネス書 | TB(1) | CM(0)

古田英明『カリスマヘッドハンターが明かすリーダーの条件』@自分の軸足。 

ヘッドハンターという言葉の響きは正直あまり好きではなかった(←何だかエラソウ)のですが、本書は良い意味でそんな先入観を裏切ってくれました。

『カリスマヘッドハンターが明かすリーダーの条件』(古田英明、縄文アソシエイツ著)



日本発のエグゼクティブ・サーチ会社「縄文アソシエイツ」を設立した古田英明さんのリーダー論です。我々が本物のリーダーになる鍵は、日本人の魂(道徳観・武士道精神)を取り戻すことにあるという主張をベースに議論が展開されています。

前半は「本物のリーダーになるための10カ条」として、姿勢論と方法論を解説。後半は日本的リーダーとなるための心構えと勉強法を指南しており、推薦図書のレビューには相当のスペースが割かれています。

↓特にこの2冊は繰り返し出てきます。僕も両方読んだことがありますが、たしかにこれは繰り返し読む価値あり。初めて読む方は『代表的日本人』のほうが読みやすいかな。

『代表的日本人』(内村鑑三著)

『武士道』(新渡戸稲造著)

「本物のリーダーは、三角形の頂点から全体を見下ろすのではなく、逆三角形の底の部分で全体を支えられる人間でなければならない」という、人として正しいか否かを判断して行動すべきとするリーダー論はなかなか説得力を感じました。

論調はさほど珍しいものではないのですが、最近は経営にしても人生論にしてもテレビCM(⇒SMAPのあの曲ですね)にしても、日本のよさを見直そうという流れを非常に感じます。

『国家の品格』のようなやや極論チック(しかもけっこう感情的・・・)な本がこれだけ売れるのも、この流れを汲むのでしょうかね。

日本的価値観に固執することには問題が多いですが、ポイントは「自分なりの軸足をしっかり持つ」というところに戻るのだと思います。これがグローバル・スタンダードだから~といった評論家や無責任なメディアの言い分はさらっと流して、何が一番大切かをしっかりと常に自分に問い続けていきたいものです。いや、続けていくのです(決意)。

【今日の学び】
自分の軸足をしっかりと持ち、行動せよ。(それは即ちリーダーに求められる資質に等しいのだ)


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そういう意味で、今日ご紹介した一冊は、自分の軸足を見失いそうなときに勇気付けてくれる本といえるのかもしれません。表題から受ける第一印象よりも骨太な内容ですよ。ぜひ。

『カリスマヘッドハンターが明かすリーダーの条件』(古田英明、縄文アソシエイツ著)





[ 2006/06/25 16:21 ] ビジネス書 | TB(1) | CM(0)

『儲かる会計儲からない会計』@儲けるのは条件であって目的ではない! 

経営企画の仕事に携わるようになり、会計入門的な本をいくつか読んだのですが、その中でもなかなかよくできた一冊と思いました。特に文庫本ということでコストパフォーマンスも高いですし。

『儲かる会計儲からない会計』



会計には、外向きの報告を主目的とする財務会計と、会社が自らを振り返り今後の戦略を練る上で必要な管理会計があるとしたうえで、後者を「儲かる会計」として積極的に活用していく指南書になっています。

会計など考えたこともなかった若き営業マン二名が、アパレル業界で奮闘する姿を描くドラマ仕立てになっており、すいすい読み進められました。業界を絞ることで、商品の価格設定というテーマにしても、片や1枚数百円のふんどし、片や1枚数万円もする透明スーツといった具合に、課題解決をめぐる試行錯誤にも深みが出ている点も評価できると感じました。

その中でも特筆すべきは、本が終盤に差し掛かり、主人公もだんだん管理会計のコツがわかってきたところで、会社/経営者と「価値観」をめぐって葛藤のドラマが描かれている部分です。つまり、儲けを出す考え方はわかってきたものの、そもそも自分達は最終的に何を目的としているのかという新たな悩みにぶつかるわけです。

筆者があとがきで触れているのですが、「儲けを出すこと自体が最終目的ではない!」こと、すなわち管理会計は自らの今後の進み方を考えるツールにすぎない、というメッセージが実に気持ちよく伝わってきました。

入門編、というレベルではありますが、メッセージは本質的な領域まで踏み込む筆者の意気込みが感じられ、規模の大小こそあれ、会社に勤めるビジネスパーソンはぜひさっくり読んでいただきたい一冊ですね。

【今日の学び】
儲けを出すのは会社が存続するための「最低条件」にすぎない。会社の「目的」を定義し明確に示すことこそが経営者の本文たる仕事であることを忘れてはいけない。


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『儲かる会計儲からない会計』

今回ご紹介したような入門書で概要や考え方をおさえたら、簿記3級のテキストをひととおり頑張ってやり通しておけば、経理の専門家を目指さない限りは、大抵は大丈夫というのが僕の実感値ですね。ちなみに僕が勉強したテキストはこちらです。類書の中ではとにかくいちばん安いのですが、たぶんこれ一冊で3級ぐらいは合格できるレベルに届くと思います。

『10日で合格(うか)る!日商簿記3級最速マスター』





[ 2006/06/21 02:11 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(0)

『探偵ナイトスクープ』@「人の特性」に着目する企画 

先週不幸があって関西に帰っており、久しぶりに『探偵ナイトスクープ』を見る機会に恵まれました。

関西在住時は毎週欠かさず見ていたのですが、東京では放映時間が深夜かつ不安定で非常に見るのが大変になり、いつしか遠ざかっていました。(今は放映しているのかどうかもよく知らない・・・)

『探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 BOX』



局長は上岡竜太郎から西田敏行に代わり、探偵の顔ぶれも少々替わってはいますが、円広志の主題歌も岡部まり秘書も北野誠も桂小枝も健在でした。嬉しかったなあ。

※円広志の主題歌『ハートスランプ二人ぼっち』収録のベストアルバムはこちら。もちろん「とんでとんで」も入ってますよ~

その日も3本の視聴者依頼に探偵が調査に乗り出し、笑ったり感動したりの1時間でした。「身障者の息子が無事就職して働き始め、貯めたお金で母親にバイオリンを贈ったものの、なかなか演奏しようとしない。ぜひ演奏を聴いてみたい」という依頼を調査したところ判明した事情とは?・・・いやー、明るく振舞うお母さんの口から出た想いに何だかウルウルしてしまいましたよ。

それにしても、関西では常時20%の視聴率を叩き出すこのオバケ番組が、関東ではまったく冷遇されている(というか受け入れられていない)のは、どういうことなのでしょう。

ちなみに、東京にずっと住んでいる僕の友人に言わせると「面白いことは面白いんだけど、ちょっと引いちゃう」のだそうです。あと「これで笑っていいのだろうかという違和感」を言う人もいますね。


『探偵!ナイトスクープ』の面白さといえば、依頼者(一般視聴者)と探偵(プロの芸人)のかけあいにあるのではないかと思います。東京でやっている番組でこれだけ面白い一般人はなかなか出てこないですよね。

昔、東京在住の方からの調査依頼で「関西の人はチャンバラで斬るふりをすると、大げさなリアクションで倒れるって本当ですか?」というネタがあったのが楽しい記憶に残っています。たしか梅田の阪神百貨店前の大きな歩道橋の上でロケが行われまして、大半の方が「あ~!や、やられた~・・・」というお約束のリアクションで倒れていたものです。

関西に行ったことのない方がこのブログをご覧になっていたら「うそだろ」「ヤラセだろ」とか思われるかもしれませんが、本当の話です。

関西人ならではの特性を受けて、この一般人参加の構図が関西で爆発的なエネルギーを生むのですね。当初からそれを明確に意識した企画だったのかどうかは不明ですが、この本を読んでみると、(無意識かもしれませんが)「関西パワー」を前提にした番組として走り続けていることは明らかに見て取れます。

『探偵!ナイトスクープ―アホの遺伝子』

考えてみると、地方という特性をプラスに活用するという試みって、意外と穴場なような気がしてきました。「地方を元気にしよう!」という掛け声は聞きますが、すぐに特産品だ姉妹都市だ商業施設誘致だといった物質的な特徴に関してばかり(特に官は)意識がいっているのではないでしょうか。

大阪人のノリは分かりやすい話ですが、人の個性や特質に着目したマーケティングに可能性を見出すアプローチはもっと注目されていいのではないかと、桂小枝の小ネタ集に腹を抱えつつ思った次第です。

【今日の学び】
文化の特性は、組織や地理だけでなく、暮らす人の個性にも宿るもの。「人」に着目したマーケティングは意外と穴場なのかも。


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DVDが発売になったのですが、ご覧になりました?
伝説となっている爆発卵のネタは、やはり伝説です!なんであの絶妙のタイミングで・・・もう笑いの神様が降りてきたとしか思えません。これだけでも買う価値ありです。ほんとに必見。

『探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 BOX』






[ 2006/06/13 13:09 ] テレビ | TB(1) | CM(4)

価値観を明確に持って行動すれば、世界は変えられる(断言)。 

昨日は社外勉強会等で知り合った友人と久しぶりに遅くまで飲みに出ていました。ふたりとも年代が近いだけでなく、僕が大切にしている価値観「前向き」「オープン」「give, give, give & take」の精神を持ちあわせた尊敬できる人なので、とても楽しくかつ刺激的な時間を過ごすことができました。(ありがとう。またやりましょうね!)

トム・ピーターズが著書で述べていた中でも特に僕の印象に残っている示唆がこれです。「マインドを変えるだけでは不十分。行動を変えろ。具体的には会う人や過ごす場所を変えるところから始めよう



この一年ぐらい、意識して今まで行ったことのないセミナーや場所に足を運ぶ機会をつくるようにしてきて、またブログも開設して拙いながら一生懸命情報発信しているうちに、明らかに世界が変わってきました。他人に変わってもらうのではなく、自分が変われば世界も変わるのですね。


昨夜の会でたくさん刺激をもらった中で、改めて強く感じたことのひとつが「自分が立ち返るところ」を持つことの重要性です。

最近ヘッドハンターに転じた友人曰く、「エグゼクティブと面談するのはある種コーチングの世界。普段言えない悩みをぶつけてくる相手を、自分の価値観に沿って決めていくしかないんだと気づかせる場面が多く出てくる」んだそうです。

それをきっかけに出てきたのが、判断基準を持つことって大事だよねという話でした。会社レベルで有名なところでは、リッツ・カールトンの「クレド」や、ジョンソン・アンド・ジョンソンの「Our Credo(我が信条)」、日本企業では京セラの稲盛語録等があります。また広い意味では宗教もそれに該当するのかもしれません。

※リッツ・カールトンの詳しい話はこちら。

※ジョンソン・アンド・ジョンソンの事例を含む「組織力」観点でアプローチした一冊はこちら。

※稲盛さんの考えが比較的わかりやすく読めるのはこれかなと思います。

僕達が生きていくうえでは、個人としての基準も明確にしていく必要がある時代なんだろうと思います。持っていなければ他の人や組織の基準に従うしかなく、それは決してハッピーに結びつかないのだと。

そこでハッとしたのが、「未来年表」をつくって以来の自分の変化に気づいたからです。以前もご紹介したのですが、熊谷正寿さんの『一冊の手帳で夢は必ずかなう』を読んでピンときた僕は早速未来年表をつくってみました。結構大変な作業でしたが、自分のやりたいことや大切にしている価値観がものの見事にあぶりだされた一枚が仕上がりました。

それ以来、僕が行動を決める時には、無意識にその一枚を頭に浮かべるようになりました。迷った時はその紙を取り出すと不思議と解答が得られるのです。

『一冊の手帳で夢は必ずかなう』
⇒超有名な本で、あらためて僕がいうまでもないですが、とにかく一読をオススメします!

父を亡くして以来「一日一日を大切にしよう。自分の価値観で自分のやりたいことを実現する人生にしよう」という気持ちがとても強くなっている中で、あらためて自らの価値観・行動基準を軸足にしっかり持つ意義を再確認しました。

【今日の学び】
自分の価値観を明確にもって行動することでハッピーな人生を実現できる。世界だってきっと変えられるのだ(断言)。



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『一冊の手帳で夢は必ずかなう』

ヘッドハンターに転じた彼は、毎日最低一冊は本を読んでいるのだそうです。僕も経営企画の仕事で社内外の役員クラスの方とも話す機会が増えるにつれ、教養の大切さを感じているのですが、今はせいぜい週に二冊ペースですね~。数読めばいいってもんではないのでしょうが、ますます精進せねば。。。





[ 2006/06/10 23:12 ] ビジネス書 | TB(1) | CM(0)

『なぜかうまくいく人の仕事術』@ツッコむ読書 

ハウツーものはあまり好きではないのですが、読み方によっては意義を見出すこともできるものです。

『なぜかうまくいく人の仕事術』



章立てを見ていただくと、この本の雰囲気がそのまま伝わるのではないかと思います。

1.知らないとバカを見る[社内遊泳術]
2.そっと仕掛ける[上司コントロール術]
3.味方をふやす[同僚・部下との交流術]
4.ライバルに差をつける[会議アピール術]
5.みるみる成果が上がる[セールス術]
6.壁を突破していく[ウルトラ交渉術]
7.転ばぬ先の[トラブル回避術]

・・・う~む。。。これを見て、飛びつくタイプと嫌悪感を持ってしまうタイプに分かれるのでしょう。実は、僕は典型的な後者タイプだったりするのですが。

前書きを見ると「ビジネスシーンや社内を巧みに泳いでいく、頭のいい仕事術を満載した」一冊と著者は自負していらっしゃいます。そもそも“頭のいい”をこんな文脈で使うことにも僕は抵抗感があるのですが、中身を読んでみると、いろいろ考えるきっかけとなるネタがあげられていました。

例えば「“ギブ&テイク”が良策とは限らない」という項があります。企業でも個人でも“ギブ&テイク”が基本であるとしたうえで、「借りたら返す&貸したら返してもらう」をすぐにやろうとするのは、堅実ではあるが成長する可能性が少ないと指摘しています。

たとえ物質的でなく、心理的にでも[自分に借りがある]状態に置いておくことで、余裕を持ったコミュニケーションを実現すれば、仕事の成果にも付加価値をつけていきやすくなるという論理ですね。

まあ、こういう考え方自体には正直あまり好感が持てないのですが、実際のビジネスシーンを振返ってみると、確かに大きな案件をギリギリ切り回していこうとするとき、日々の活動の積み重ねが原動力になっている部分は否定できないんですね。

人間関係を有利に持続するには、相手との関係において何が貸しで何が借りかを明確に意識しておくことがポイントである、というのはその意味で事の本質を言い当てているのかもしれません。


・・・このように批判的にツッコミつつ読むことで、意外と(←失礼!)得る部分がある一冊でした。


【今日の学び】
ハウツーものはツッコミつつ読むことで意義を倍増させることができる。


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社長の名刺にメールアドレスが入っていない会社は将来がない、とかいう「それはないやろ~(チッチキチ~♪)」な話も散見されますが、文庫本で値段もお手ごろ、かつ文章も非常に軽いので、短いスキマの時間ででも読むのに良い本ではないでしょうか。

『なぜかうまくいく人の仕事術』

ただし、ちゃんとツッコミつつ読んでくださいね!





[ 2006/06/10 00:48 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(0)

(番外編)父の死に思うこと。 

もう数日前のことになりますが、父が亡くなりました。

62歳という若さもさることながら、病気らしい病気をしたことがなく、万歩計をぶらさげて一日一万歩をノルマにし毎週体操教室に通う最近の節制ぶりをよく知っている僕たちにとっては、正直未だに信じられません。

その日もいつものようにカルチャーセンターの囲碁教室に機嫌よく出発し、好敵手と対局している真っ最中に突然倒れ、救急車の中で帰らぬ人となったのです。急性心不全とのことですが、苦しむ暇もない即死に近い状態だったため、普通に眠っているような驚くほど安らかな顔であったのが救いでした。

・・・そんな状態のときにこのブログを書こうと思い立ったのは、父の粋な心意気をこの世のどこかに書き記しておきたい、とにかくその思いからです。このブログの性質とは本来異なるのですが、番外編ということでお許し下さい。

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父が倒れたという知らせを聞いて駆けつけた僕を、駅で出迎えてくれた妹の横に見知らぬ男が立っていました。怪訝な顔で見ていると、妹は言いました。「私の彼氏」

事情があまり飲み込めぬまま取り急ぎ自宅に戻ったのですが、父の遺体を横たえた仏間に入った瞬間、心地よい青草の香りが鼻に飛び込んできました。畳と障子が全て美しく張り替えられていたのです。

その日の夜、母がそっと教えてくれました。「実は再来週、●●(=妹)の結納をやることになっていたの。パパも彼のことがとっても気に入ったみたいでね。あなたに突然紹介してびっくりさせてやろうって張り切ってたんだけどね」


実は、死の前夜も、僕は父と電話で息子の宮参りの打合せをしていました。待望の初孫を大変喜んでくれており、いそいそと準備をしてくれていました。・・・考えてみるとそれも再来週末。

孫の宮参りと娘の結納、それも互いに当日のサプライズにしようという目論見だったのですね。

真面目一筋の父はどの写真を見てもしかめ面だったのですが、最近の写真で唯一ニッコリと素晴らしい笑顔で写っていたのが、初孫をぎこちなく抱いた一枚でした。遺影は本当に最高のスマイルで僕たちを見つめてくれていました。


僕にとっては、父の死は30数年生きてきて最大の衝撃でして、まだ心にポッカリと穴が空いた状態ですが、初孫を抱いてもらうことができて、万分の一ですが親孝行できたというのが救いになっています。娘の結納とあわせ「やることはやったぞ」という気持ちで安らかに天に召されたことを祈るばかりです。

「やることはやったぞ」という気持ち、大好きだった囲碁を楽しみながらというある種幸せな最期だったのかもしれません。こんなハッピーな気持ちでこの世の最期を迎えられるよう、一日一日を大切に生きていきたいと思います。

奇しくも前々回書いていたのですが、「今日という日は残された日々の最初の一日。」を胸に、一歩ずつ、愚直に前進。。。

【今日の学び】
「やることはやったぞ」という気持ちで天に召されるためには、一日一日を大切に生きていくしかない。


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パパ、いっぱいどうもありがとう。

これからは物理的な事情もすべて飛び越えて、ずっと一緒にいられるね。

ずっとずっと、一緒だよ。







[ 2006/06/05 15:22 ] その他雑件 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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