昨夜は、出願対策でお世話になった留学予備校「アゴスジャパン」(旧・プリンストンレビュー)の壮行会"Bon Voyage Banquet"に参加してきました。
業界最大手の予備校だけあって、
世界各国のMBAやLLMなどへの留学生が100人以上集まる盛況ぶり。ハイアットリージェンシーのリッチな雰囲気とあいまって、実にいいムードの会を楽しんできました。
厳しくもつらくも充実した出願プロセスを戦い抜いた同志だからでしょうか。会う人誰もが初対面な感じがせず、フランクに会話できる感じが心地よかったです。
ひとつ印象に残った話題を記しておきたいと思います。
私費組と社費派遣組で昨夜も話題になったのは「
隣の庭は青く見える」。すなわち、私費組は社費組の恵まれた経済状況がうらやましく、
社費組は私費組のMBAを活かしたキャリア展望が開けていることがうらやましいと。
私もそうなのですが、社費組はMBA取得後は一定期間退職不可という条件付の場合が多いです。組織と個人の関係についての理想論はさておき、投資する側(=会社)として、それぐらいの仕掛けは必要という現実は十分理解できます。これは私の出会った社費組の多くも同意です。
では、なぜ私費組がうらやましいのか?昨夜のパーティで会った方、およびキャンパスビジット先でお会いした先輩留学生の皆さんの大半で一致したのは「
会社はMBA取得後のビジョンもないまま派遣することがほとんど」というものでした。
この6月に帰国される某先輩の言葉が印象に残っています。
せっかくMBAを通じて、世界の中で日本の国力を高めて社会に貢献していかねばと目覚め、意欲が高まり、スキルも身に付けてきたのに、帰ったら●●支店で地域の政治家の接待係らしいんだよな~。ウチの会社的には抜擢人事らしいんだけど、そりゃないよ・・・
社費MBA派遣は結構な投資です。カネはもちろんですが、働き盛りの20代後半~30代前半の社員が1 or 2年いなくなるという損失もある。それだけの打ち手にもかかわらず、MBA取得後はせいぜい英語を使う仕事かな?ぐらいの認識しかされていない。
「2年間遊んできたんだから、下働きからしっかりやってくれ」的な扱いをする困ったちゃんなおじさん方もいる始末。・・・なんだか、お互い不幸になってないですか?もちろん、
会社に不平をこぼすだけでは何も前に進まないと思います。そして、
キャリアビジョンを描き実現するのは、自分の役割であることも確かです。
Essayを必死に書いていた頃を振り返り、
My goals (long-term & short-term)をしっかり再認識せねばと強く思いました。会社にはちゃんと貢献しつつ、リソースは使わせてもらい、自らのビジョンを実現させていく。そんな生き方を実現させていきたいですね。そのためにも、日々の勉強は忙しいけれども、
軸足をしっかり持たないと!※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!余談ですが、最近どこの会社の方に聞いても「人事部門は頭が固い、融通利かない、新しいことに取り組まない、おまけになぜか夜遅くまで大勢会社に残っているおかしな集団」と不評の声を聞きます。
もちろん、すべての組織においてそうだと言い切るつもりはありませんが、
ちょっと偶然で片付けるにはおかしいレベルで評判悪いです。なんでだろう??
HRは関心ある領域なので、決して嬉しくない現状です。
これが人事部門のコアスペックか?・・・なんて笑えないなあ。
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