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今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

Simple English, please. @『ドクター・ヴァンスの英語で考えるスピーキング』 

コミュニケーション能力の向上は、最近のビジネススクールでの最も力を入れている項目のひとつです。とあるExecutive対象のサーベイによると、企業がMBA学生に最も求める資質として「漠然とした状況を切り開くための論理力とコミュニケーション力」だそうです。いわゆる"Soft skill"を重視する傾向が強まっているのだとか。

Emoryでも、昨年からProfessional CommunicationというクラスがCore courseのメニューに追加されたのですが、YaleでBusiness Communicationクラスで教鞭をとるヴァンス氏が日本人向けにスピーキング能力向上のための7つの思考法を解説したのが本書です。



第1章 思考法その1 英語の情報パッケージ
第2章 思考法その2 潜在意識のテンプレート
第3章 思考法その3 滑らかなサウンドストリーム
第4章 思考法その4 成功を左右する雑談
第5章 思考法その5 メロディーとそこに隠された意味
第6章 思考法その6 標識となる言語の威力
第7章 思考法その7 メッセージ・デザイン

ひっくり返るほど斬新なことは書かれていないのですが、読んでいて「おっ、そういえばそうかも」とピン!とくる学びがたくさんありました


例えば、第2章では英語の思考テンプレートについて述べられています。ひとことで言ってしまうと、行動者を明確にして能動態を使い、動詞でストーリーを展開するというものです。

Academic essayなどでは、説得性を高める等の観点から、無生物主語(懐かしい文法用語!)の英文が使われることも多いのですが、たしかに日々の会話では滅多にお目にかかりません。

僕がacademicに自分の考えをまとめた英文を準備してクラスで発表したら、理解するまでに周囲が十数秒固まってしまい、冷や汗をかいたものです。もちろん英語としては正解だったんですよ。でも、近くに座っていたアメリカ人から「お前、Native speakerよりも難しいこと言うな~」と冷やかされました。


抜粋は避けますが、本書ではそんな通じる話し言葉と伝わりにくい話し言葉を、事例とセットで解説してくれています。

このTipsを頭に留めるようにしてから、気のせいかもしれませんが、少しわかりやすく話せるようになってきた気がします。実際にアメリカで暮らしてみて、少なくとも日々使う分については、英語はシンプルなものだと思えるようになってきました。僕もまだペラペラには程遠いですが、あと克服すべきはリズムとメロディぐらいじゃん、と思うと気が楽になってきます。


ちょっとぐらいなら英語を話せるけど、どう伸ばしていけばいいんだろう?」という方には、とてもお勧めの一冊です。

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[ 2009/05/23 05:31 ] 英語 | TB(0) | CM(0)

スターバックス事情 in USA 

MBAの教室でクラスメイトが手にしているのは、コーラか水かスターバックスのコーヒーが大半です。

アトランタに来た当初は、缶コーヒーが買えない(自動販売機がない)のがとても物足りなかったものですが、今ではすっかりスタバが定着してしまいました。どこのショッピングモールに行っても大抵スタバは入っており、すっかりアメリカンライフの一部を形成している感じを受けていました。

僕個人的にも、好みのカフェが周囲に少ないこともあって、スタバはずいぶん重宝しています。ちなみに、うちの息子はmarble loafの大ファン。





しかし、アメリカでは今スタバに逆風が吹き荒れています。ひとことで言うと「単価をいたずらに上げた儲け主義が行き過ぎて、豊かだったブランド価値が破壊された」という批判が高まっています。

僕はいつも安いBrewed Coffeeしか飲まないのであまり気にならなかったのですが、Espresso系(ラテなど)は、最小サイズでも約3ドル。ちょっとトッピングを施して大きなサイズにすれば、たちまち5ドル突破です。うむ、確かに結構なお値段です。


ここぞとばかり、マクドナルド(「なぜエスプレッソに4ドルも支払うの?」)、ダンキンドーナツ(「目隠し試飲の結果、ダンキンのコーヒーはスタバより上位だった」)というスタバ狙いの比較広告が立て続けに出されるなど、厳しい情勢は続いています。

ついに最近、iced coffee のgrande sizeを値引きするという価格競争に一歩足を踏み入れました


最近では、スタバは財務的にも芳しくありません。Net Revenuesはここ5年間上昇し続けていますが、08年度のOperating Incomeは昨年比半減($1,054MM→$504MM)、Operating Marginは11.2%から4.9%へダウン。Net Earningsは$673MM→$315MM、ROEは29%→13%と軒並み悪化しています。

ブランド立て直し、リストラなどの難しい経営判断が求められているところです。


下に紹介した本は、「人が第一」を旗印にスタバの世界展開に尽力したハワード・ビーハー氏が、仕事と人生の原則を説いた一冊なのですが、こういう厳しい情勢だからこそ、スタバには「人が第一」をポリシーに、頑張ってもらいたいものだと思います。





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[ 2009/05/21 14:20 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(2)

英語で話す分岐点@『Small Talk - More Jazz Chants』 

言葉の違いは、国境を越えるコミュニケーションにおいてとても大きな問題です。僕もアメリカに来て1年近くになり、英語も多少上達したとは思いますが、未だ挑戦と修行の毎日です。

日本にいるときに周囲の人、特に会社の同僚が「英語は話を伝える道具にすぎない。大切なのは内容だ」と言っていたものですが、まあこれは

半分以上ウソ

だと最近は確信しています(汗)。

同質的な組織に長くいると、「どんなに素晴らしいことを考えていたとしても、シェアできないと何の意味もない」という事実を直視できなくなる/気づかなくなるものです。留学生活における大きな気づきのひとつです。



英語でコミュニケーションするときのポイントはいくつもあると思いますが、私のように初の海外経験というような人にとっては、Small Talkがスムーズにいくかどうかはひとつの分岐点になるといえます。

 「どうもどうも」「お疲れさん」「お昼どうするの?」「まだ決めてないですけど」「今日はカフェでサンドイッチでもどう?」「ああ、いいね。●●さんもどうですか?」・・・



こんな感じの、いわゆる他愛のない日常会話。英作文問題ならきっと解けるのでしょうが、これを何も考えないでサラっと言えるか、頭の中で一生懸命英訳して絞り出さないといけないかは大きな違いです。というか、致命的に違います


今日紹介した『Small Talk』は、Jazzのリズムに乗せて、そんなやり取りの数々を口ずさめるように編集されたCDとテキストです。ほんとの初心者以外は、CDのみでも大丈夫。口ずさむのが意外と楽しくて、ふんふんやっているうちに英語脳になっていくのが実感できます。いやほんとに。

もちろん、あくまでSmall Talkが題材なので、これ一冊で英語はバッチリ!・・・とはいきませんが、私のようなドメドメ君には、Supplementとしてもってこいかと思います。【お勧め


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[ 2009/05/18 07:59 ] 英語 | TB(0) | CM(1)

『道具としてのファイナンス』(石野雄一著) 

MBAの先輩から勧められて購入した本です。
今日2回目読了しましたが、やはり全体的によくできているなと改めて思いました




銀行員ながらファイナンス劣等生だったと告白する著者が「わかりやすく」「実務に役立つ」観点で、ファイナンスの基本的な部分をピックアップして解説しています。

前に紹介したPrinciples of Corporate Financeをほとんど口語訳しただけと見受けられる項もありますが、大切な部分は多少重複するのも仕方がないといったところでしょう。たぶん著者はインディアナ大学でこの順番にクラスで教わったんだろうな、と風景が想像できて微笑ましく感じます。

ブラックショールズ・モデルやリアルオプションにまで言及していますが、ここはさすがに駆け足すぎて、最後はやや消化不良の印象が残るのが唯一の減点材料。ただ、8割方は非常によくまとまっています。

財務や経営企画などの領域でこれから活躍/経験を積もうとする方などには、もってこいの1冊と思います。これはかなりお勧めです


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[ 2009/05/14 13:38 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(0)

『スティーブ・ジョブズ-神の交渉力』(竹内一正著) 

渡米時に持ち込んできたものだけでなく、なんだかんだ日本のビジネス書を手にとる機会もあるもので、最新本は無理ですが、印象深い本は引き続き紹介していきたいと思います



本書は、アップルのカリスマCEOであるスティーブ・ジョブズについて、交渉力という切り口で分析して学びを得ようという試みに挑戦しています。

ジョブズは強烈な個性の持ち主であり、そのまま言動を真似しても成功は到底おぼつかないでしょうが、自分のアクションに活かすためのヒントは(ときどき無理矢理ぽいのもあるものの)うまく導かれていると思います。

斬新な驚きとまではいきませんが、学びのための強力なネタふりとしては結構有効な一冊かと思います。ハードカバーが新書化されて買いやすくなったのもウレシイところ。

以下、印象に残った学びのメモ書きです。


●ジョブズに原稿はない。目線は常に聴衆に行く。・・・そう、ジョブズは製品を熱く語るのだ。ビジョンを信念で包んでしゃべるのだ。

●いいリーダーの条件は、過去のしがらみに左右されないことだ。

●手柄の立てられない好人物は役に立たない。・・・なし遂げたことがすごければ、その人物は「よい人」とされ、世間が物語をつくってくれる

●「現実になど自分の決意の邪魔はさせない

●ビジネスでは、戦っている相手は日々変化する。・・・変化に気づかない人、あるいは変化を見る勇気を持たず、初対面の印象を引きずってしまうビジネスマンや経営者は少なくない。だが、先入観に振り回されては、有利に交渉を進められるはずがなく、勝機も遠のいてしまう。

ビジネスでは、恥をかくことこそ新しいチャンスと出会う第一歩である。・・・ちょっと恥ずかしくても上司や先輩が居並ぶ会議の席で、思い切って手をあげ、意見を言ってみよう。「なんだコイツは」と無言の圧力を感じても、くじけてはならない。何度も繰り返せば恥とは思わなくなる。やがて、黙って座っているだけの連中が無能に見えてくる。そうなればしめたものだ。

大衆は創意を持たない批評家だ。企業は作家でなければならない。自分で発想せず、大衆への市場調査に発想を求めたら、企業は作家ではなくなる。・・・市長調査に頼って商品開発を進めると「ちょっといいもの」で終わる。・・・目の前にある需要を追うのではなく、「自分たちが需要をつくる」ことが、これからより強く求められている。

●「興味を持った一つ一つのことに熱中していけば、そのときは散らばっている点のような別々の存在が、将来にはつながり合ってすばらしい一つの大きなものとなる


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こちらは、あとがきにも出てくるStanford Universityの卒業式でのゲストスピーチ動画です。なかなかいい話をしているのですが、「大観衆を前にするとオーラを放ち、一対一で接した時は悪魔に豹変する」というエピソードを思い出すと違う意味で背筋がシャンとなります。




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[ 2009/05/12 13:52 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(0)

日本人MBA学生が意外と(笑)共通して読んでいる本。 

Emory大学の卒業式がもう来週に迫ってきました。昨日は日本人在校生が全員揃っておわかれパーティ。ご家族も皆集まって楽しいひとときをすごしつつ、別れを惜しみました。

アプリカントとしてキャンパスビジットにお邪魔して、先輩方に大変お世話になったのがつい先日のように思い出されます。学年によってホスピタリティにはずいぶん温度差があるようなのですが、Class of 2009の先輩方は本当に親切にしてくださり、おかげでなんとか1年を乗り切れました。ただただ感謝あるのみです。ありがとうございました!

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引っ越しに際して不要になった本などを分けていただいたのですが、共通して読んでいる意外な(汗)本ってあるものだなあとおかしく思ったので、ご紹介してみます。


『ハーバードMBA留学記-資本主義の士官学校にて』



HBSをトップで卒業して、日本で保険会社を立ち上げた著者のブログ書籍化。本としての編集が一部イマイチ(ブログを読んでる方が面白い)で、書籍としての完成度には疑問符がつきますが、内容には圧倒されます。

まあ、凄すぎて全然参考にならない(汗)というのが大多数の反応だと思うのですが、その中でちょっとしたことでも実行に移していければと思います。


『MBAが会社を滅ぼす』(ヘンリー・ミンツバーグ著)



タイトルはそのへんの週刊誌並みにエキセントリックですが、これは出版社の営業戦略(←個人的には裏目に出ていると思いますが)。

ミンツバーグは真っ当な論客でして、本書の内容も、実感の伴わない中でのケーススタディ偏重(HBSとか)への警鐘が主眼です。マネジメント教育のあり方について建設的な議論を展開している姿勢は好感が持てます。同調する部分も非常に多いですね。


『派遣MBAの退職-日本企業における米国MBA派遣制度の研究』



表題のまんまですね。斬新な発見などは別にありませんが、類書はたぶんない(当たり前か)ので、人事部の担当者などは購入してみてはいかがでしょう。ちょっとデータも古くなってしまっていますが、一定の認識ベースを構築するには役立つかも。

僕は本屋でパラパラ立ち読みしたのですが、こんなマイナーな本が先輩の本棚にもあって、思わず苦笑。


本棚は人をあらわす」というのが僕の持論なのですが、こういう先輩方とのお話はMBA学生の意外な?共通価値観を示しているようで、なんとも愉快な体験でした


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[ 2009/05/10 12:36 ] MBA(生活) | TB(0) | CM(0)

クレームしたもん勝ち?@Finance classを振り返って。 

Financeをreviewしていて、ふと思い出した興味深いやりとりについて記します。


Financeは世界中どこのB-schoolでも必修の科目ですが、Emoryでは1回生秋学期にCore classとして全員が受講します。世界中のMBA学生の多くが読んだであろう定番教科書をベースに、教授お手製のclassnoteで勉強しました。



【↑新品ハードカバーは20,000円以上します。内容は一緒なので、こっちを購入する方が賢いかと。】

B-schoolで初めて迎える授業の教科書ということで恐る恐る勉強を始めたのですが、読み進めてみると、あちこちにジョークも交えた読みやすいテキストで、さすが定番モノと感心したものです。

僕自身のBackgroundはFinanceに直結はしていなかったので決して楽ではありませんでしたが、その分学びも多く、まずまず満足いくクラスでした。


ところが、このFinance のcore class、秋学期のなかで最も学生からクレームがたくさんついた授業のひとつとなったのです。Why?

クレームはいくつかあったそうですが、僕が聞いた中でなんとも印象的だったのは2つ。

1)授業が難しすぎる/扱う範囲が広すぎる
2)テストの出題傾向が予告と違う


1)ですが、今年は担当教授が変わりました。で、どうやら昨年のcore classはものすごく範囲が狭かったようなのですね。昨年の話を聞いたアメリカ人学生を中心に「なぜ今年はこんなに大変なんだ?と結構な数の文句があったとか。(注:上述したとおり、今年のクラスは楽ではありませんでしたが、non-native かつnon-finance guyの僕でもそれなりについていける内容でした

2)については、いわゆる「テストにはこの問題集から中心に出るぞ」的な事前予告と、実際の出題がやや傾向が違ったじゃないかというクレームだったとか。


んー、院生にもなって文句つけるような話かな?というのが第一感でした。
が、理由を聞いてちょっとだけ納得。

投資銀行をはじめとするFinance系のキャリアを目指す際に、B-schoolでのFinanceのgradeがチェックされるのが気になるんですって。

授業で扱う範囲やテスト出題傾向が違うと、効率よく好成績を取りにくいじゃないかと。


・・・気持ちはわからないではありません。この厳しい就職状況(特に投資銀行など)を考えると、ちょっとしたことでも好印象を先方に与えたいでしょう。

しかしまあ、「だから時間をかけて勉強しよう」ではなく「だから情報を集めて効率よく片付けよう」とする人が多く、またそれを堂々とクレームするのがいかにもアメリカだなあと思わされました。

善悪はさておき、本音を伝えて事をなんとかうまく運ぼうとする図太さは、見習う部分があるのかもしれません。少なくとも、グローバルに活躍していくためには受容できないとね。



念のため、誤解なきよう記しておきますが、優秀なFinance Guyはクラスメイトにたくさんいます。議論していると、彼らの鋭いセンスと情報処理能力にはしばしば感心させられます。

それにしても、もうちょっと真面目に勉強すりゃ済む話なのに、と思ったのは、僕が日本人だからでしょうか。


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テキストは日本語翻訳版もあるのですが、渡米前にさーっと目を通したときに妙に構成やところどころの説明文に違和感があったのを覚えています。Amazon書評でも似た声が複数あるので、たぶん翻訳の問題でしょう。英語がどうしても嫌という方以外は、オリジナルのほうがたぶんわかりやすい(かつ安い!←日本語版は上下2冊構成)のでお勧めです。








[ 2009/05/08 14:26 ] MBA(学習) | TB(0) | CM(0)

知のリフレッシュ@Accountingをざっくりreview。 

春学期クラスも一段落したので、最近はMBAで学んできたことの復習と英語のインプット学習にいそしんでいます。

授業中は日々とにかく追いまくられるので、time managementと時間がない中でoutputをまとめる力は培われるのですが、一方なかなか落ち着きません。特に、僕は社費組の利点(就職活動をする必要がない分勉強に時間を使える点)を活かしたつもりで、elective classを学校指定より多く取ってみたところ、まあ鼻血が出るんじゃないのと思うほど大変でした。

※英語力および家族持ちというハンデをすっかり忘れておりました(汗)

クラスメートも「おまえ、よくやるな~」と半ば呆れ半ば感心の様子でした。まあ、必死こいで頑張った分学びも出会いも多くて、いま振り返るとよかったなとは思うのですが。


さて、今日はaccounting(会計学)を中心にざっくりreview。

僕は、1回生秋学期のcoreで財務会計を、春学期のelectiveで管理会計を学びました。退屈になりがちなこの科目ですが、幸いにして教授(Dr. Barton & Dr. Towry)のteaching skillが非常に高く、楽しく学ぶことができました。Dr. Barton の"Debit/Credit Dance"およびDr. Towryの南部ノリ軽快トークはEmoryの隠れ名物では、と勝手に思っています。

授業で使った教科書はよくできてはいるものの、ざっと全体を俯瞰するには分厚すぎるので、日本から持ってきた参考書を利用しました。



【↑定番品ですが、やはりよくできている本と思います。全体俯瞰にはかなり使える一冊。】

すでに読んだことはある本なのですが、クラスで学んだことを思い起こしながら眺めていると、知識が記憶と相まってリフレッシュされていくのが手に取るようにわかります。んー、快感

このようなプロセスを踏むと、クラスで学んだcaseや机上で学んだ知識が、実践に近い感覚で再編成されていくような気がしますね。


こんな調子で、学んできた知のリフレッシュに励んでいる今日この頃です。

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[ 2009/05/07 13:25 ] MBA(学習) | TB(0) | CM(0)

復活します 

怒涛の春学期も一息つき、久しぶりに更新を再開してみる気になりました。

渡米後、写真入りでみっちり記事を紹介しようとか意気込んでいたがために、すぐ続かなくなってしまった ことをふまえ、

・記事は気楽に、思いつくまま書く
・写真にはこだわらない(気が向いたら載せますが)
・作業時間は1日30分を超えない(以前は書評を書くのに2時間とかかけてましたから:汗)

というポリシーのもと、復活することにします。


早いもので、渡米して10か月になろうとしています。勉強だけでなく、生活面やアメリカ文化との出会いなど、すべてが学びでいっぱいの日々が続いています。Atlantaという街、Emory大学MBAを選んで本当によかったと思っています。

そんな日々の学びを、おいおい綴っていきたいと思います。


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[ 2009/05/06 23:00 ] MBA(学習) | TB(0) | CM(0)
プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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