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今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

アメリカ流スローフードを食す。@Woody's 

妻の友人が勧めてくれた、Cheese Steakが有名な『Woody's Famous Philadelphia』に行ってきました。

kanban

981 Monroe Dr NE, Atlanta, GA 30308
Open: Tue - Sat (11am - 5pm)
*Parking spaceが少ないので、近くにあるTrader Joe'sに駐車して歩くのがお勧め。


住所を調べながら店の前に来ると、「あー、ここか!」と声をあげてしまいました。1回前を通り過ぎると忘れないぐらいインパクトがある、古くて大きな看板です。

gaikan

この一角だけ30年前にタイムスリップしたようなたたずまい。いい感じです。

price

メニューも昔のままなのでしょうか。Cheese SteakとSubを中心に、ShakeやSundaeがサイドに控えるラインアップです。

看板メニューのCheese SteakとSuper Sub (それぞれ$5.45)に、コーラとミルク(それぞれ$1)をオーダー。気のいいおっちゃんが注文を取り、もうひとりのおっちゃんが鉄板前でジュージュー肉を焼いています。


軽く15分ぐらいは待たされましたが、お店の風情を楽しみながら時間を過ごすのもまた一興。そうそう、ここはマクドナルドではないのです。他のお客さんも、思い思いに話に花を咲かせたり、のんびり新聞を片手に景色を眺めたり。


cheesesteak

Cheese Steakは、Philadelphiaと形容詞は付くものの、アメリカ全土で見られる非常にポピュラーな食べ物です。簡単に言うと、細切り牛肉を炒めてチーズとともにパンではさんだサンドイッチですね。

一口食して、お友達が勧めてくれた理由がわかりました。うーん、旨い!

パンも柔らかくて、お肉のジューシーさとチーズのとろとろがいい感じでマッチします。ちょっとジャンクなところがまたいい。



さて、もうひとつ注文したSuper Subですが、包みを開けて目が点に。

supersub

でかっ!

ハムとチーズが数種類ずつに加え、千切りキャベツとピクルスとパプリカがもりもりにサンドされて、明らかにパンがはさめる許容量をオーバー(汗)しています。

ありがたかったのは、ファーストフードにありがちなケチャップ&マスタードではなく、ビネガー系のドレッシングでの味付けだったことです。あまりしつこくならず、なんとか完食。


Sundaeはちと辛かったので、ice cream($2.20)をデザートに注文したところ、これまたアメリカンサイズでびっくりで、写真を撮り忘れたのが悔やまれます。軽く3スクープぐらいはあって、家族3人で分けてちょうどいい分量でした。(←おっちゃんが子供むけにサービスしてくれたのかもしれません。)

味の方も、決して超高級品ではないですが、いわゆる安っぽいしつこい甘さではなくて、十分合格点のレベルでした。


久しぶりに「スローフード」という言葉を思い出したひとときでした。


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[ 2009/09/29 07:30 ] MBA(生活) | TB(0) | CM(0)

MBAのチームワークで貢献するために。 

前回紹介したNYSEイベントを含むLead Weekを経て、通常授業が始まりました。

通常授業の1週目は、いわゆる「お試し」期間ということで、クラスのadd/drop/swapが可能になっています。いろいろな授業に顔を出してみて、時間割を確定させました。

各クラスのメンバーが決まると、いよいよTeam Projectが始まります。MBA授業の大半でTeam Projectは課せられています。入学当初のCore Classではメンバーをアサインされましたが、以降は各クラスで自分でチーム編成をすることになります。





チーム選びはなかなか難しいものです。

Diversityが重視されるMBAとはいえ、気の合う/価値観の近い仲間と組みたいのが人情なのは万国共通

極端な例としては、前学期の某クラスでは、アメリカ人のみのチーム3つ+インド人のみのチーム1つ+韓国人だけのチーム1つという編成があり、ひとり多国籍チームに潜り込んで毎回苦心していた僕が妙に浮いていたこともありました。仲の良い韓国人のクラスメイトに「わざわざアメリカ人のチームに入って、よくやるよな~。」と半分感心、半分呆れて言われたものです

実際、台湾人や韓国人のクラスメイトと組むと、非常にラクです。同じアジア人同士でフィーリングも近いですし、英語のコミュニケーションも楽ちん。アメリカ生活での悩みや食事の好みなど共有できることも多いので、放課後の親しい付き合いも、留学生同士が中心になっている例が多いのが現実です。

これはこれで自然ですし、全く構わないと思っているのですが。


僕は、MBAで学ぶ大きな目的のひとつが「異なる価値観や文化への受容力を高める」ことなので、少なくとも授業に関しては、しんどいのは覚悟の上で、できるだけ多国籍チームにjoinするように心がけています。

アメリカ人大勢の中に日本人ひとりは結構キツいので、2割ほどアジア人がいるぐらいが正直心強いのですが、少なくとも、過半数がアジア人というチームだけは避けるようにしています。





さて、今学期最初のTeam Assignmentは、アメリカ3人+インド1人+僕で取り組むことに決まりました。まだ正規の授業で組んだことのないメンバーばかりでしたが、思いきって声をかけてみたのです。

この1年を振り返ると、フリーにアイデアをぶつけあう議論では、英語力の面でなかなか太刀打ちできないことがわかってきました。

一方で、事前にある程度しっかり準備を進めて、思考プロセスや問題点を分かりやすくorganizeする能力は、僕の強みであると自覚するようになってきました。

プロジェクト全体の仕切りも得意分野なのですが、今回はアメリカ人のひとりが仕切り好きのようなので彼女に任せ、僕は事前準備に時間を割くことにしました。



Meeting当日。さてどこから議論を始めようかと、メンバーが顔を見合わせてむにゃむにゃと話が始まろうとしたので、「議論を効率良く進めるために、僕のアイデアを叩き台として最初にシェアさせてくれないか」と立ち上がってみました。


"Wow, fantastic!!"

"You're the man!!"


・・・まあ、調子のいいことこのうえない反応ではありますが、チームに溶け込み、貢献する第一歩目としては、しっかり手ごたえがありました。

黒板で思考プロセスを説明して、「このアプローチは自信があるが、あの点は網羅性に不安があるので是非コメントがほしい」などと話していくうちに、メンバーの脳も活性化してきたようで、数分もするとガンガンと意見が飛び出すようになります。


定量分析が得意な人、全体を俯瞰して議論を引っ張っていく能力に長けた人、全体議論を分かりやすいフォーマットに手早く落とし込める人。話していくうちに、各人の強みが自ずと発揮され、1時間強のmeetingが終わるころには、ぐっと引き締まった解答が完成しました。


心地よい疲労感と満足感。Team workで貢献できたときは、ひとまわり自分もチームも成長できた実感がありますね。いつもこういくといいんだけどな。





さて、次の課題のためにまたmeetingをセットしたのですが、ひとりのアメリカ人メンバーからメールが。

「次回は授業の関係でどうしても行けなくなったの。代わりにこれを用意しといたから、よかったら使って」といって、解答に使うデータをExcelにさっとまとめて、regression analysisを一式走らせたファイルが添付されていました。

うー、先を越された・・・・・。 じゃあ、次は自分がどう貢献できるか考えないと


こうして、苦労と楽しみが絶えない秋学期は、今日も忙しく過ぎていきます。


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[ 2009/09/18 07:13 ] MBA(学習) | TB(0) | CM(0)

NYSE Euronext Business Summitに行ってきました。 

前回のエントリーでご紹介したとおり、Emory University (Goizueta Business School)でNYSE Euronext Business Summitなる一大イベントが開催されました。

カメラがたくさん来ていて、セキュリティもうろうろ。僕たちも服装をはじめ、普段の学校とはまた違う荘厳な雰囲気を醸し出していたのではと思います。


パネルは、AFLACやHome Depotなどの有名企業CEOや政治家が揃い、さすがに重みのあるメッセージがいろいろ聞けました。テレビ撮影のため待ち時間がとにかく長いのにはうんざりしましたが、待っただけのことはありました。

普段はカジュアル好きなアメリカですが、こういうビジネス・プロフェッショナルな瞬間もまた良いものです。


残念ながら、当日はとてもカメラ撮影できる感じではなかったのですが、NYSEのウェブサイトで当日の模様がアーカイブとしてアップされる予定とのことです。


emory_closingbell

上の写真は、当日配布されたパンフレットと「ベル」。NYSEがマーケットを閉じるときの恒例行事であるClosing Bellにあわせる形で、教授と学生がGoizuetaの中庭で鳴らしたベルです。これがNYでも鳴っているのかと思うと、ちょっと不思議に気分が高揚したものです。


イベントとしての総括・評価はこれから必要でしょうが、全体としてはまずは成功といえるでしょう

これをひとつのきっかけとして、いかに学校のために、そして僕たちのためにプラスに生かしていくかが課せられた課題ですね。

ともあれ、この瞬間に立ち会えたのは幸運以外の何者でもありません。そして誇らしくおもいます。Emoryを選んでよかったなあと、ただ感謝感謝です。


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[ 2009/09/04 15:08 ] MBA(学習) | TB(0) | CM(0)

Lead Week、そして明日は当校でNYSEの一大イベント。 

いよいよ新学期です。InternshipなどでAtlantaを離れていたクラスメイトと久しぶりの再会、なんだか嬉しい気持ちになります。


今週は、全員必修の"Lead Week"が展開されます。Lead Weekは、Leadershipをさまざまな角度や手法で学ぶという趣旨のプログラムで、朝から夕方までみっちり詰まったクラスです。

概論的な授業はほとんどなく、World Cafeと称する少人数単位でのセッションや、工場運営ゲームを通じて様々な立場なりのleadershipを擬似体感するといった工夫がなされており、なかなか楽しく学ぶことが出来ました。かなりハードで連日くたびれますが。

外部スピーカーも、コンサルタントから事業会社の人事ディレクターと多様な顔ぶれで、Goizuetaのネットワーク力を実感しましたね。



さて、明日NYSE Euronext Business SummitというBig Eventが当校で開催されます

“Where Do We Go From Here? Lessons of the Global Financial Crisis and the Road Ahead.”をお題に、名だたる大企業のCEOや政治家、当校のDeanが議論を展開します。司会はCNNがしきるとのことで、当日の模様は以下のサイト等でwebcastされる予定です。

NYSE
CNN
Emory University - Goizueta Business School


ETで9/2 11:30am開始ですので、日本時間で9/3 0:30 (9/2夜中)でしょうか。

上記の公式放送に加えて、twitterでも当日の模様は速報予定!です。

※同日9:30am(日本時間で9/2 10:30pm)から、イベントに先駆けて当校から中継もあります。上に紹介したURLからご覧になれます。


ぜひぜひご覧下さい。僕も明日がとても楽しみです。Goizuetaに来て、この場に立ち会えるのが誇らしいですね


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[ 2009/09/02 13:44 ] MBA(学習) | TB(0) | CM(0)
プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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