おかげさまで、無事MBAを取得して卒業しました。
これまでの人生の中でも、
ひときわ多くのことを学んだ濃密な2年間 でした。
ひとことで言うと、
自分の受け皿を広く深く することができたのが最大の収穫かと思っています。
MBAとはMaster of Business Administrationのことで、結局のところいわゆる「アドミ」なのですね。無理矢理日本語に訳すならば「うまいことやっていく」こと。ファイナンスの知識にせよ、アメリカ人
と議論を交わすコミュニケーション能力にせよ、
すべては「うまいことやる」ための手段にすぎない と。
この2年間の経験を通じて、
「(うまいことやるために、我慢しないで)受け入れられる容量」が、ハード面でもソフト面でも確実に増えた のが、大きい収穫です。
ビジネススクールで学んだことはもちろん大きいですが、それ以上にアメリカでの日常生活経験はインパクトが大きかった
です。
特に、
子どもの教育を通じて、むしろ自分が成長させてもらった ような気がしています。
日本とは違い(汗) 、こちらでは
父親も積極的に保育に参加するのが当たり前 。送迎や先生とのミーティングも、毎回ほぼ男女半々でした。そんななか、幼稚園の先生方や息子のクラスメイト&親御さんには、本当によくしてもらいました。
クラスでただひとりのアジア人・・・
と肩に力が入っていたのは私だけだったようで、家族揃ってコミュニティの一員として過ごした時間は何事にも代えがたい宝物です。
皆が僕たちの不安や心配に耳を傾け理解して手助けしてくれました
。「異なるもの」に敬意を払い、受け入れる懐の深さは、日本にはないアメリカの素晴らしいところ です。
(僕は「Shareの文化」と勝手に称しているのですが、また機会があれば稿を改めて述べたいと思います) 誕生日会、ハロウィン、イースター・・・ああ、アトランタに帰りたい。。。
正直、自分の卒業式よりも息子の幼稚園最終日のほうが胸がいっぱいになってしまいました。日程上やむなく、卒園式より1週間早い帰国だったにもかかわらず、サプライズで卒園証書をいただいたときには、もう涙腺が緩く
なってしまい、本当に言葉がありませんでした。ただもう
感謝感謝 です。
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卒業後は、諸々の雑用でバタバタでしたが、なんとか無事家族揃って帰国しました。新しい住居への引っ越しもこれからで、まだ何かとせわしないうえにネット環境も不安定なのですが、まずはご報告まで。
決して更新も頻繁ではないにもかかわらず、結構な人数の方がいつも訪問してくださっているのは有難い限りです。皆さま、今後とも(気長に
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