今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

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『「愚直」論』(樋口泰行著)@一歩ずつ、愚直に前進。 

自らの生き様を「愚直」と言い切れる凄みに震えます。

『「愚直」論』(樋口泰行著)



45歳にして日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)社長に就任した樋口泰行さんの半生記です。

松下電器産業で技術職としての勤務を経て、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。その後、ボストン・コンサルティング・サービスに転職後、アップルコンピュータ、コンパックコンピュータ、日本HPと舞台を変えてキャリアを積んでいく奮闘が描かれています。

※発行時期の関係で、日本HPからダイエー社長に就任した話は触れられていません。念のため。

とかく華麗なイメージが先行しがちですが、本書で述べられているのはそんなイメージとはかけ離れた泥臭い部分です。

技術職の中でも誰もが嫌がる現場部門で実績を出そうと奔走したり、ハーバードで落第候補に挙げられながら巻き返す姿、コンパックでは立場の弱い日本支社と顧客の要望の間で奮闘し、米国本社に自らの進退を懸けて交渉に臨む・・・。


私は樋口さんという人を良く存じているわけではもちろんありませんが、本書で語られている奮闘ぶりは、きっと美談や誇張ではないのだろうなと直感的に感じました。

ハーバードを卒業してBCGという道を歩んでいらっしゃいますが、コンサルにありがちな薄っぺらさはどこにもありません。本書でもその行間から滲み出る迫力に圧倒されました

これこそ自らを「愚直」と言い切れる凄みなのでしょう。感服です。


実は「愚直」というワードはこのブログのサブタイトルにも使っています。目指す高みと日々の雑事とのギャップに気が遠くなりそうなときに、一歩一歩頑張るしかないんだと自分に言い聞かせる意味で名づけたのですが、本書はそんな心の支えになってくれそうな一冊でした。

(表紙の樋口さんのギョロリとした視線に思わず背筋が伸びます・・・!)

以下、印象に残ったアツイ金言。

●では、どうすれば「おにぎり」のような(求心力ある)組織がつくれるのか。私はやはり、会社の根底に流れる精神的な結びつきを強めるしかないと思う。・・・社員全員が共感できる「思い」、社会から認められる企業でありたいという「思い」が、組織の風土として根付いているかどうかが重要となる。

●「キャリアアップ」や「人脈づくり」といった抽象的な願望ではなく、米国流のマネジメントを学ぶことで自分の「スコープ」を広げたいと具体的に思っていたからこそ、厳しい授業を乗り切れたのだと思う。・・・なぜ自分がここで踏ん張らなければならないか。その理由を明確に持っているかどうかがキャリアの分かれ道になる

●(コンパック社のコンシューマPC事業にて)私は慎重に戦略を立てた。すべてを同時に改善するのが難しい以上、できる範囲内でもっともインパクトの大きい改革から着手しなければならないそこで一定の実績を叩き出し、発言力を高めたうえで、順番に改善していくのだ

●価値観や立場の異なる人たちを動かすのは、ロジックやファクトだけでは十分ではない。どれだけ熱い言葉で語れるか、それがもっとも大事となる。信念に裏打ちされた言葉、日々の努力が凝縮したような言葉を誠意を持って相手に伝え続ける。それが価値観や立場の壁を越えて、時には言語の壁を越えて人を動かす。

●自分に与えられた環境の中で一生懸命に努力し、実績を出すことによってのみ自由度が高まるという考えは、組織全体にも当てはまる。ビジネスの集団である以上、結果を出さなければ発言力が弱いのは当然である。いまできる範囲で頑張るしかないのだ。

●能力やスキルの向上は、プレッシャーの中で真剣に考え抜いた場数によって決まる。


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感動してしまったのは、「私たち日本HPの役目は、仕事環境の面から日本を生産的にすることである」というくだり。金儲けとか名誉欲とか、そんなものを超越した高い意識。かくありたいものです。


ダイエーの再生支援に絡み、丸紅との関係もあり、ダイエー社長は2006年10月に退任予定とのことですが、この「愚直」さで、さらにキャリアを積んでいかれることでしょう。


ダイエー再生といえば、現会長の林文子さんも有名ですね。高卒OLから車のトップセールスマンとして頭角をあらわすまでの奮闘ぶりも非常に感じるものがあります。

『一生懸命って素敵なこと』(林文子著)

『失礼ながら、その売り方ではモノは売れません』(林文子著)

どちらも有名でよく売れた本ですが、いま読み返してみてもこういう熱いメッセージは普遍的に価値を持ち続けるものだと思います。


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[ 2006/10/31 22:44 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(4)


プチファイさん、おはようございます。
スクランブル体制でこんな時間にカキコ(汗)。

私が読んでいる中では、アイデア系は代理店、経営系はコンサルさんの方の本が多いですね、やはり。
どちらの業界の方についても、「発想法」「思考法」については興味あるんですが。
(それもあって、「右脳」とか言ってます(笑))

>価値観や立場の異なる人たちを動かすのは、ロジックやファクトだけでは十分ではない。どれだけ熱い言葉で語れるか、それがもっとも大事となる。

そういうアプローチをなさるのなら、私の友人の平野日出木の本(ウチの右サイドバーに貼ってます)も参考になるのかも。
[ 2006/11/01 09:59 ] [ 編集 ]


smoothさん、こんにちは。

私は個人/組織の価値観をいかに築くか、が注目テーマなのですが、最近それらを行動に落とし込む意味で「思考」法も重要なのかなと意識しだしているところです。

平野さんの本、読みましたよ。
このブログでも一度紹介させていただいて、いちおう3Qでの売上は第11位だったのデス。ああいう思考法は個人的に好きですね~
[ 2006/11/04 10:25 ] [ 編集 ]


プチファイさん、こんばんは。

コメント頂いた件ですが、アクセスランキングは、また来月も予定しております。
実は昨年の5月から鮒谷さんに煽られて(?)「土日も毎日記事書く」ようにしています
(それまでは日曜ははお休みしてました)が、正直、12月から5月までの期間は
仕事が忙しい時期でして(汗)。

でも、ランキングの記事も、リンク拾ってくるのが結構大変だったりしますが(涙)。
[ 2006/11/04 23:19 ] [ 編集 ]


smoothさん、家族サービスお疲れさまです~

鮒谷さんの煽りとはなかなか強烈ですね。
日曜も更新とはスゴイの一語に尽きます。

私も極力がんばろうとは思いつつ、隔日ぐらいが精一杯ですね。限界を決めちゃいかんと自分ではわかっているので、なんとかそのスピリットを見習っていきたいと思います!
[ 2006/11/05 10:44 ] [ 編集 ]
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プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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