今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

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『自分の小さな「箱」から脱出する方法』@真理追究の一冊。 

対話を通じてレベルアップする・・・ギリシア哲学の時代からあるひとつの王道ですね。

『自分の小さな「箱」から脱出する方法』



エリート企業戦士が、転職先を舞台に上司との対話を通じて、人間関係に関する問題の根本原因に気づいていくという、小説スタイルのビジネス書です。

対話を通じて真実を解き明かしていくという、“ソクラテスかプラトンか”といった展開ではありますが、家庭の悩みを奥に抱える猛烈な企業戦士と上司の対話という設定が、最後まで興味を失わせません。


なにより、本書は翻訳書ではありますが、言葉を非常によく吟味して書かれた著作であることがよく伝わってくるところがポイント高いですね。

著者は「アービンジャー・インスティテュート」という人間関係を取り扱う研究所です。ビジネスだけでなく、哲学・教育・心理学などの専門家が集う組織という触れ込みは、本書については期待を背くものではありませんでした。


※以前、『箱』のようなタイトル(←すみません、正式タイトルがわかりませんでした;汗)で出版されていたらしいのですが、昨年、金森重樹さん監修で復活したのだそうです。最近、こういう「古典的名作の復活」をよく聞きますね。例えば・・・

『ある広告人の告白』(デビッド・オグルヴィ著)



【参考記事】
『ある広告人の告白』@アイデンティティと豊かなライフ。


混迷の時代に立ち戻るべきは古典、ということなのでしょうか?
個人的にはとても好ましい現象と感じていますが。


さて、本書のテーマは「人間関係の問題を解決する」です。

人間は、相手がどう行動したかではなく、相手が自分のことをどう感じているか察知して反応するというのが、本書で繰り返し述べられているキー・メッセージのひとつです。

その「心の中でどう感じているか」の状態を「箱の外/中」というメタファーで解説しつつ、生産的な人間関係を構築するためのポイントが示唆されていきます。


対処療法的な打ち手ではなく、諸問題の根源を追求する姿勢がいいですね!


味気ないのを承知で、結論部分だけピックアップすると「自分の感情に背く(自己欺瞞)」ことがすべての問題のはじまりになるというのが著者のメッセージです。

すなわち、

自分の感情に背く
⇒すべての思考や感情が自己正当化に向かう
⇒「相手が間違っている」と思い込む
⇒相手を責める「問題」が必要になる
⇒真実とは違うものの見え方が生まれる
⇒・・・

こういう悪循環に乗ってしまうと、実は相手にやってもらいたくないことを、逆に自らさせてしまう結果に陥るというのですね。

特に印象深かったのは、このくだり。

「やがて、自分の自己正当化のイメージが自分の性格になってしまう

「自分は物知りだというイメージを持っているからこそ、物知りになれない」
(←いろいろなことを知りたいと思っているのではなく、自分がどう見えるのかが最大の関心ごと)


シンプルな事例を掘り下げる形で話が進んでいくので、自分の例を当てはめてみて“ドキリ”という瞬間が何度かありました。ドキドキ。

物語の後半で「ではどうやれば箱から出られるのか?」が論じられていますが、このあたりは特に自分の周辺の方々の顔を思い浮かべながら読んでいただきたいですね。


本書で「気づいた」後、現実とぶつかって、再び本書に戻ってくる。

そんなサイクルで、繰り返し読み返す価値ある一冊と思います。
おすすめですね!


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シンプルな構成で深い部分をえぐっているがゆえに、良さを伝えるのがとても難しい本でしたね(レビュアー泣かせ;汗)。

じわじわと価値が染み出してくる一冊と思います。記事を書くのに結構時間がかかってしまいましたが、少しでも本書の魅力が伝われば嬉しいです~

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[ 2007/03/16 23:40 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(5)


プチファイさん、こんばんは!

読むだけ読んでまったくまとめていませんでした、「箱」(汗)。

>自己正当化のイメージが自分の性格になってしまう

良くも悪くも、イメージしているものが現実になってしまう例ですよね~…。よいイメージならまだしも、悪いイメージが日常になってしまうと・・・負のスパイラルで悲惨な道をたどることになりそうです・・・。
[ 2007/03/17 00:55 ] [ 編集 ]


プチファイさん、こんにちは。

折角今日の記事のコメントでお褒め頂いたのにナンですが、この本ワタクシ堂々と
「本の内容に耐えうるだけの記事を書く自信がない」という理由で、
記事にしておりません(笑)。
(参考:http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/50861368.html

でも薦めた人、皆いい本だと言ってくれております。

ちなみに聖幸さんは、この本アマゾンで50冊とか売ったらしいです(汗)。
[ 2007/03/17 17:20 ] [ 編集 ]


>淺田さん、こんばんは!
自分の抱いているイメージが具現化してしまうだけでなく、他の人からもそれを前提に行動されてしまう・・・自らを欺くことは罪が重いです。ホント。

>smoothさん、こんばんは!
リンク貼っていただいたsmoothさんの記事、覚えてますよ。
いや、本当にまとめるのが難しくて(汗)。
書けば書くほど自信はなかったのですが、こういう良い本を読んでいただきたいという気持ちを伝えることが大事なんだ!

・・・と自分を奮い立たせて書いた次第(大汗)
[ 2007/03/18 01:21 ] [ 編集 ]


プチファイさん、こんにちは。

私もこの本のことをブログに書きましたが、ここの紹介は良い感じだと
思います、少なくとも私よりは(汗)
多くの人に読んで欲しい良書ですね。
[ 2007/03/23 09:43 ] [ 編集 ]


LuckyUSさん、こんばんは!

そうそう、ほんとに良さを伝えるのが難しくて歯痒くなる(汗)本ですよね。
でも、私も自信を持ってお勧めできる一冊です。

LuckyUSさんのご紹介もなかなか素敵ですよね。
これからもときどきお邪魔させていただきます~
[ 2007/03/24 01:55 ] [ 編集 ]
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プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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