今日ネットで見て知ったのですが、トヨタ自動車の渡辺社長が「
パワーポイントは控えたほうがいい」旨の発言を5月の決算発表でして注目を集めたそうですね。
趣旨は、円高・原材料高・米国市場の不振などによる業績苦戦を受けて、一層のコスト削減を行うという表明を出し、その流れで「
カラーコピーを多用し枚数も増えるパワーポイントは控えたほうがいい」となったようです。
※出典:
ダイヤモンド・オンラインソフトの性能自体を否定しているわけではないのは明らかですが、考えさせられる部分がありました。
僕は経営企画部門に異動して、企画書を読み書きする機会が急増しました。パワーポイント資料作成も初めて本格的にやるようになりました。
いちスタッフとして作業していた当初は、パワーポイントを使っただけで、なんだかスゴイことをやっているような気分になったのは、恥ずかしながら事実でしたね。
だんだんプロジェクトの中心に立つようになり、社内外の方と交渉し説得する立場になってくるにつれ、
相手の立場や性格によって伝えるメッセージが異なり、最適な資料の形式はどうやらそれによって決まってくることがようやくわかってきました。
資料形式選択を含めたプレゼン能力と責任感/コミットメントが両輪となって、実績を上げ組織を動かし、ひいてはビジネスパーソンとしての価値を高めるのだと、しみじみ思います。
パワポの紙芝居資料もワードの1枚企画書も、それぞれの良さがあると思います。今日は、以前読んで役に立った参考本を紹介してみます。
いちおう、心構え系→企画の作業ステップ俯瞰→プレゼンに至るまでのトータル指南→書式集、という感じで、この順番で読んだらいいのではという流れにしてあります。
まず、『企画書は1行』。
ベストセラー入りしたビジネス新書一冊です。テクニック指南ではなくて、
伝えたいメッセージに魂を込めろという心構えを説いています。新書で字も大きい(汗)ので、サクッと読んでみるぶんによいかもしれません。
続いて、『鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ』
「1枚」を強調していますが、どちらかというと
企画のための作業ステップを説くほうに力を入れており、また有用な内容になっています。
次は『パワポ使いへの警告』。
“
考えを練る前にパワポを使うな!”が本書のメイン・メッセージです。題名から想像できるような皮肉ぽい内容ではなく、
非常にオーソドックスな企画書の書き方本で、いま読み返しても学びがありますね。
【特にお勧め】『ロジカル・プレゼンテーション』
戦略コンサルタント出身の著者らしくエッジの効いたストーリー仕立てで、ロジカルなプレゼン組み立てについてわかりやすく説明してくれています。
類書の中では、僕はイチ押しですね。学生から経営者まで読むたびに学びがある一冊と思います。これは特にお勧めです!
【特にお勧め】『パワポで極める 1枚企画書』
パワポは通常「1スライド・1メッセージ・1チャート」で、文字をぎゅうぎゅう詰め込むものではないとされていますが、
逆に“パワポで1枚資料をつくっちゃおう”というユニークな本です。
これはなかなか思いつかない発想と思います。
書式集としても非常に有用で使えますよ。
●参考過去記事:
「楽しい」プレゼンのために。 ※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!
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