アメリカの高校で論理学や国語学を教えている著者が、「だまされないために学ぶ論理の悪用法」ハンドブックという趣向の一冊です。
原題は
「NONSENSE」・・・ナンセンス、すなわち意味を成さないの意なんですね!そのとおり
、“論理的には”通用するものの、現実には意味が通っていないという手法を、ユニークな事例を交えて紹介しています。
この手法の手口は、
実質おかしいことを“論理的には”正しい話をすることで、相手を混乱に陥れて自分のペースに持ち込むというものです。
政治家、評論家、コンサルタント。もっといえば、
宗教の教祖や優秀なセールスマンはこういった技術の使い手といえるのかもしれません。
なんかおかしい・・・なのに、理屈で反論できなくてストレスがたまる。そんなことってありますよね。
本書をひととおり読むと、敵の手口がわかってきます。「冷静にみればなんてことないけれども、いざ目の前で言われるとやり込められそう」そんな
不安を吹き飛ばすことで、社会で生きるうえでの精神的な負荷は軽くなり、自信を持って歩いていけるのではないでしょうか。
訳者が奇しくもあとがきで触れていたのですが、心理面にまで踏み込んだ分析や考察をおさえる意味で、このブログでも何度も紹介している名著
『影響力の武器』をあわせて読まれることを強くお勧めします。
いや、本当にこれはすごい本なので。スパルタ読書塾をはじめ、
ビジネス書好きで集まったり話したりする機会に聞くと、相当な確率で読まれてますね。・・・っていうか、
アナタ、まだ読んでないんですか?・・・な〜んて。
※参考記事です⇒
【オススメ】『影響力の武器』@“第三の眼”とは『影響力の武器』でメインストーリーをおさえ、『論理で人をだます法』で具体的な手口を知る、という感じの流れがお勧めです。
ここ数年、人が理屈をあやつる心理術や論理術を学ぶ価値を、痛切に感じるようになりました。
先月書いた勝間さんではありませんが、
情報が通貨ともいえる現代社会において、適切に人の話を見切る能力は本当に大切ですよ。そういったスキルを身に付けるいいハンドブックとして、一読をお勧めします。
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『論理で人をだます法』@ナンセンス!
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