3/1に横浜BLITZで開催された清春のライブに行ってきました。黒夢→Sads→ソロとずっと応援し続けている僕ですが、
時間の流れとともに変わり続ける清春に自分の歴史が重ね合わさり、見るたびに聴くたびに興奮し触発され感動してしまうのです。
同じ「ライブ」でも、時間の積み重ねとともに、その意味合いが変わっていく。そんな感慨を今日は雑感風にはなりますが、綴ってみたいと思います。
清春『官能ブギー』
水曜夜かつ東京からは結構遠い会場(おまけに雨)での開催ではありましたが、2,000人近く入るBLITZは満員御礼だったそうです。なんだか嬉しくなります。
最新アルバム『官能ブギー』収録曲を中心に、アンコールまで含め、3時間半にわたる盛り沢山ライブでした。(「遅くなるけどごめんね」と確信犯?MCあり。→大丈夫、こっちはウェルカムだから!)
一貫して「ロック」に携わってきた清春ですが、時代によって実に様々なテーマで音楽に取り組む姿が、
「変わり続けることを恐れるな」というメッセージになって僕に力強く訴えかけてきます。今回アルバム『官能ブギー』のテーマは“いわゆる”グラム・ロックの分野です。表題どおり官能的なグルーヴでの攻めがたまりません。一直線でスピード重視のパンクとはまた違い、
脳髄に直接ジンジン響いてくる音楽とでもいうのでしょうか。
大人にしかわからぬ味わいです。ハマリます。たばこや酒やコーヒーみたいな感じ?とでもたとえられるかもしれません。
この官能ブギーの合間に、お馴染みヒットナンバーやデジ・ロックものも「(清春曰く)サービス」でしっかりはさんでくれるものですから、
それぞれの良さが互いに引き立ち、たまらないステージになりました。
この日は珍しくMCがずいぶん長くて、たくさん楽しい話も聞くことができました。その中で特に印象に残ったのはアンコールで清春が語った「
最近、日常の辛いことや不満を会場で爆発させるライブから、幸せを分かち合い持って帰れるライブにすることができているような気がします。それもみんなのおかげです」という言葉。
はっとしました。僕が最近感じていることと全く一緒だったからです。学生時代は、とにかく会場でテンションあげて暴れまくり、日頃の鬱憤を吐き出す場所だったのですが、社会人になって(特にここ3年ぐらい)、ライブに参加する意味が大きく変質してきました。僕流にいえば「
ライブ会場はエネルギー交換の場である」。
リフレッシュして、幸せを胸に「さあ明日も頑張ろうっと」と感じられる大切な場所になってきました。
転がり続ける清春の音楽とステージに自分を重ね合わせ、ライブで幸せをもらって帰る。
時間を積み重ね、歳を取るのもなかなか悪くないもんだ、としみじみ感じる今日この頃なのです。
・・・あ~、ふくらはぎがまだ痛い(飛びすぎた・・・)。※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!日本人がグラムロックなんかやると、単にマッタリした音楽になってしまうような気もするのですが、清春のすごいところは
メジャーな感じを残しつつ、憂いがしっかりと活きているところなんですよね。聞けば聞くほど沁み込んでくる
ハマる一枚です。
特に
大人に聞いて欲しい!清春『官能ブギー』
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テーマ : ライヴレポ・感想 - ジャンル : 音楽
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