かわいいけれど、中身は結構本格派な一冊です。
タイトルの「めんまじ」はメンタルマネジメントの略。
自分の心とうまくつき合って物事をスムーズに達成していく方法について、可愛いイラストとコミカルな物語を通じて語りかけてくれます。
『めんまじ』(山崎拓巳著)
↑上の表紙写真を見てもわかるとおり、何ともかわいらしい(文庫本をひとまわり大きくしたぐらいのサイズで、カバンにすっぽり入るのもなかなか)絵本と見間違うような一冊です。
気持ちの持ち方ひとつで全ては変えられる、という主張は類書(※)でも繰り返し語られていますが、こういうメッセージは何度受け取ってもよいものです。一冊の本を繰り返し読むこともとても重要で素敵なことと思いますが、たくさんの本を読んで
メッセージが重複することに自ら気付くぐらいになることで、初めて血肉とすることができるのではないかという気もする今日この頃です。
※例えば、以前ブログでご紹介した『ミリオネア・マインド』とか(→記事は
こちら)、最近書店でよく見かけるものでは
『幸せな宝地図であなたの夢がかなう』
もなかなか。読みやすい図解版も出ていて、
こちら
も読みやすくよく出来ているなと思いました。
そういう意味ではものすごく斬新なことが書いているわけではないのですが、コミカルなイラストと物語を通じて、大切なメッセージがストンと腹に落とし込むことができるという意味で、
カバンにこっそり入れておいて疲れたときに励ましてもらう(登場人物のFAKのように。)といった使い方がお勧めかなと思います。
あとは実行あるのみ!以下、印象に残ったメッセージをご紹介します。
・行く先は「思考」よりも、むしろ「心のスクリーン」に左右されています。「心のスクリーン」とは心の中であなたが想像し、映像を映し出す場所のことです。
→望むべき現実、「まっすぐ進む自分」を思い描けば、すぐに呪縛をとくことができます。
・僕たちが現実だと思っているものはイリュージョンです。心の深い部分が勝手に選んだ、テレビ番組のようなもの。チャンネルは無数にあり、誰もが好きな番組を見ることができます。だから、わざわざ悲しい番組を見続ける必要はありません。自分の見たいチャンネルを探せばいいのです。
・チャンネルを変えるのは簡単です。「自分がどうなりたいか」を心に決め、それが実現した様子を心に描けばいいのです。描き続けることで、望む現実に切り替わっていきます。
【今日の学び】
大切なメッセージは繰り返し反芻することが重要。そのためには「質より量」も時には必要なアプローチ。そして後は実行するだけ。※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!『めんまじ』(山崎拓巳著)
小さく可愛い本ですが、含まれるメッセージは本質的です。疲れたときは分厚い自己啓発書よりも、こういう絵本を読んで“ちょっと元気を出す”のがいいですよ。
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