3月8日、某会社様にて開催されている月例社内勉強会に参加させていただきました。平日18:30開始という結構厳しいスケジュールで少し遅れてしまいましたが、総勢50名近くが出席された実に立派な勉強会です。私を含めて社外参加者は10名近くだったでしょうか。
このような素晴らしい機会を与えてくださった事務局・Y様にはただただ感謝しかありません。(それにしてもこんなレベルの会を毎月開かれている熱意と実行力には感服です。僕も負けてはいられない!)
さて、今回は竹内元一氏による「図でわからせる図解表現の技術」がテーマでした。
『図解表現ハンドブック』(竹内元一著)
2年ぐらい前にいわゆる「図解ブーム」に乗って類書がたくさん出版された時期があり、僕も何冊か勉強しました。今回の勉強会ではその中でいわゆる基礎的なスキルについてわかりやすく概説するといった流れでした。
基本的なポイントを再確認できたのもよかったのですが、特に印象に残ったのは
「図解することでその図が勝手に思考を刺激してくれる」ことへの気づきでした。
例えば自己紹介型プレゼンにおいて「私はAです。私はBです。私はCです。⇒つまり私はDです」式の図を書こうとすると、「私は●●です」の
要素を考えて図に落としていく過程で「あ、僕って△△なんじゃないの?」という発見が得られるわけです。
今回勉強会でのワークにおいて現在の会社での仕事を題材に自己紹介図解をやってみたのですが、
「今やっている仕事か。・・・うーん、経営トップ含めた社内まわしは入れざるを得ないな。あとスケジュールと予算管理。・・・最近は取り組んでいるプロジェクトの社外宣伝とかネットワーク構築も大きな要素になってきているかな・・・。
お、考えてみると僕ってプロジェクトの社内外売り込みで走り回る“プロジェクト・プロデューサー”とか名乗ってもいいんじゃない???」といった感じで
どんどん思考が膨らんでいったのですね。
図解は万能ではありませんが、
手を動かして描くことで、勝手に図が自分の頭に働きかけてくれる効果が期待できたりするわけです。何だか得した気分。
講義自体も良かったですが、自らの体験と結びつけて自分を主語に考えることで、更に大きな効果が期待できるものですよね。またひとつ学びがありました。行って良かったです!
【今日の学び】
自ら手を動かして図解することで思考はパワーアップできる。「自らやる」ところがポイント!※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!『図解表現ハンドブック』(竹内元一著)
今日ご紹介した講師の本(↑)は基礎的な部分を分かりやすくまとめてくれているのですが、ビジネスで実際にプレゼンをしていく立場からは、正直やや物足りなさもあります。実践編として僕が勉強になったお勧めはこちら。
『マッキンゼー流図解の技術』(ジーン・ゼラズニー著)
僕は立場上、いまプレゼンを社内外でする機会がずいぶん多いのですが、わかりやすい資料作成という面でこの本はすごく役に立っていますね。デスクに置いておいて、一度ざーっと読み流した後に辞書的に使うというのがお勧めです。
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当日、講師を務めた竹内元一です。
「私は、“プロジェクト・プロデューサー”」いいですね。
これ、事例で使わせてください。