試写会で映画『イーオン・フラックス』を観て来ました。
『イーオン・フラックス』
↑ちなみに、これはノベライズ版です
駅のポスターや広告でシャーリーズ・セロンが180度開脚してポーズをとっている図は、誰もが一度はご覧になったことでしょう。
ひとことで言ってしまうと、政府が圧政を強いる近未来の世界を舞台に、人類の命運と自らの存在意義を賭けて立ち上がる美しき女戦士の活躍を描いた映画、とでもなるのでしょうか。
クローン技術によるメビウスの輪を否定し、「人生」の意義を改めて問いかけるといったあたりにメッセージ性は見て取れなくはないですが、
あまりそういった難しいことは考えずに、美しいシャーリーズ・セロンに見とれて楽しむ映画なのでしょう。ほとんどヒネリはないストーリーでもあり、合計90分あまりという長さもほどよい感じで、疲れた仕事帰りに気晴らしにフラリと見る一本としては適当かな。
それより驚きは、アカデミー賞女優で現役バリバリのセロンがこの役を引き受けたところですね。アカデミー賞を獲った
『モンスター』
(←怖い・・・けど直視しないといけない作品です。アメリカ社会だけの問題と考えてはいけないと思います。格差社会があちこちで語られる今こそ必見かと。)や今年公開の中では『スタンドアップ』(←これはよかった!静かな中に熱がじわじわ込み上げてくるような渋い作品でした)のような、いわゆる本格派の作品が続いており、またそれが似合う女優さんにもかかわらず、敢えてこういうSFアクションのオファーを受けるんだから。
CMでも見るように、ボディラインを強調したセクシーな衣装でスタイリッシュに暴れまわる姿は、
斬新の一言に尽きます。下手するとせっかくのブランドに傷がついちゃうんでは、とも思ったのですが、見終わって今になって印象に残っているのは
「新しいことへの挑戦」だったのかなと。
そう考えてみると、
いい意味で観客を裏切っているという部分では評価できるような気がしてきました。セロンも映画も。常に新しいものに挑戦しないとね。
映像自体は美しくよくできていますし、さすがにシャーリーズ・セロンはダントツに目を惹かれます。新しいものに挑戦する志に感心しつつ、気楽に見ましょう。
【今日の学び】
常に新しいことに挑戦するマインドは何より大切。特に何かにおいて成功し名をあげた暁においてこそ。※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!
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こんにちは。
新しい事への挑戦。その一言につきますね。
まあ、息抜き的な?ものも感じますけど・・・苦笑