某勉強会をきっかけにお世話になっている方のお勧めで読んでみました(Yさん、いつもありがとうございます!)。
サブタイトルが「
ビジネスで人生でひと花咲かせたいあなたへ」。ひと花・・・という響きが何だか哀愁を帯びて聞こえます(僕だけ?)が、実際は新入社員からベテランまで、ビジネスに携わる方ならば誰もが学びを得られる一冊でした。
『仕事心の育て方』(渋井真帆著)
僕はビジネス書を読むとき、読み返したいポイントに赤線を引くクセがあるのですが、全部で130ページ足らずの本書が
真っ赤っ赤になってしまいました。特にサラリーマンとして企業にお勤めの方が読むと、
ウンウンとうなずいて一気に読了すること受け合いですね。
「人生の幸せは仕事抜きでは語れない」→「自身を幸せにするためには仕事を楽しくする努力が欠かせない」というメッセージが実にストーンと胸に飛び込んできます。
ほら、人間って
辛いときほど、人生は仕事が全てじゃないという言い訳をしてしまいませんか?・・・でも、やっぱり過ごす時間の割合や社会におけるアイデンティティ形成における仕事の比重を考えると、やはり仕事から逃げてハッピーになることってできないんですよね。
わかっちゃいるんだけど、つい楽な方に逃げてしまう気持ちをやんわりと戒めてくれます。
珠玉のメッセージがたくさん詰まっていますが、特に印象に残ったものをご紹介しておきます。
何だかまた明日から頑張ろう、って気持ちになれますよ~!
・理想の自分と現状の自分との視点の間にある“差”のことを「
夢」といい、この“差”を埋めることを「夢をかなえる」という。
・本当の自分は探すものではなく、
見つめるもの。
語り合って言語化された価値観が本当の自分なのです。
・
仕事とは「社会との関わり合い」。どんな仕事に就くかについて考えることは、自分が社会とどう関わっていきたいのか明らかにするということ。
・何を話そう、どんな言葉で話そうと考えるのではなく、
どんな想いを伝えようかということが大事。そのためには普段から言葉の蓄積も必要。
・今のあなたのこの一瞬は「未来のあなた」の信頼に応えていますか?
⇒ウッ・・・(グサリ;)『仕事心の育て方』(渋井真帆著)
【今日の学び】
・自身を幸せにするためには仕事を楽しくする努力が欠かせない。
・仕事を通じて社会との関わり合いを持つに際し、本当の自分を見つめ価値観を言語化する取組みが必要。※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!今回読んで非常に面白かった渋井真帆さんですが、著書もいろいろ出していらっしゃいます。↓
渋井真帆さんの著書
今作がよかったので、僕も早速いくつか読んでみようと思います。オススメ!
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この本は詩集のようで、さらりと読めるところがいいですね。
私も、「本当の自分は探すものではなく、見つめるもの。語り合って言語化された価値観が本当の自分なのです。」というところが一番気に入っています。