先週不幸があって関西に帰っており、久しぶりに
『探偵ナイトスクープ』を見る機会に恵まれました。
関西在住時は毎週欠かさず見ていたのですが、東京では放映時間が深夜かつ不安定で非常に見るのが大変になり、いつしか遠ざかっていました。(今は放映しているのかどうかもよく知らない・・・)
『探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 BOX』
局長は上岡竜太郎から西田敏行に代わり、探偵の顔ぶれも少々替わってはいますが、円広志の主題歌も岡部まり秘書も北野誠も桂小枝も健在でした。嬉しかったなあ。
※円広志の主題歌
『ハートスランプ二人ぼっち』収録のベストアルバムは
こちら。
もちろん「とんでとんで」も入ってますよ~
その日も3本の視聴者依頼に探偵が調査に乗り出し、
笑ったり感動したりの1時間でした。「身障者の息子が無事就職して働き始め、貯めたお金で母親にバイオリンを贈ったものの、なかなか演奏しようとしない。ぜひ演奏を聴いてみたい」という依頼を調査したところ判明した事情とは?・・・いやー、明るく振舞うお母さんの口から出た想いに
何だかウルウルしてしまいましたよ。それにしても、関西では常時20%の視聴率を叩き出すこのオバケ番組が、
関東ではまったく冷遇されている(というか受け入れられていない)のは、どういうことなのでしょう。ちなみに、東京にずっと住んでいる僕の友人に言わせると
「面白いことは面白いんだけど、ちょっと引いちゃう」のだそうです。あと
「これで笑っていいのだろうかという違和感」を言う人もいますね。
『探偵!ナイトスクープ』の面白さといえば、依頼者(一般視聴者)と探偵(プロの芸人)のかけあいにあるのではないかと思います。
東京でやっている番組でこれだけ面白い一般人はなかなか出てこないですよね。
昔、東京在住の方からの調査依頼で「関西の人はチャンバラで斬るふりをすると、大げさなリアクションで倒れるって本当ですか?」というネタがあったのが楽しい記憶に残っています。たしか梅田の阪神百貨店前の大きな歩道橋の上でロケが行われまして、大半の方が「あ~!や、やられた~・・・」というお約束のリアクションで倒れていたものです。
関西に行ったことのない方がこのブログをご覧になっていたら「うそだろ」「ヤラセだろ」とか思われるかもしれませんが、本当の話です。
関西人ならではの特性を受けて、この一般人参加の構図が関西で爆発的なエネルギーを生むのですね。当初からそれを明確に意識した企画だったのかどうかは不明ですが、この本を読んでみると、(無意識かもしれませんが)「関西パワー」を前提にした番組として走り続けていることは明らかに見て取れます。
『探偵!ナイトスクープ―アホの遺伝子』
考えてみると、
地方という特性をプラスに活用するという試みって、意外と穴場なような気がしてきました。「地方を元気にしよう!」という掛け声は聞きますが、すぐに特産品だ姉妹都市だ商業施設誘致だといった物質的な特徴に関してばかり(特に官は)意識がいっているのではないでしょうか。
大阪人のノリは分かりやすい話ですが、
人の個性や特質に着目したマーケティングに可能性を見出すアプローチはもっと注目されていいのではないかと、桂小枝の小ネタ集に腹を抱えつつ思った次第です。
【今日の学び】
文化の特性は、組織や地理だけでなく、暮らす人の個性にも宿るもの。「人」に着目したマーケティングは意外と穴場なのかも。※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!DVDが発売になったのですが、ご覧になりました?
伝説となっている
爆発卵のネタは、やはり伝説です!なんであの絶妙のタイミングで・・・もう笑いの神様が降りてきたとしか思えません。
これだけでも買う価値ありです。ほんとに必見。『探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 BOX』
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こんにちは!
当時、ナイトスクープは
東京では、1週間遅れ、しかも深夜の3時代に放送という条件でしたが、
大好きで見ていました。
ネーポン、漢字少年、犬が散歩で必ず飼い主を噛む、などなど憶えてるもんですね。
最近DVD化されたのも、動画サイトの影響が大きいかもしれません。
今年前半の話題サイトといえば、You Tubeですが、
2日間ぐらい笑い転げたのは、やっぱ、幸ちゃんですね。
http://www.youtube.com/watch?v=jL8hpLAUbew
↓これも地元人しか分からない笑いのツボですよね。
寝屋川市 VS 枚方市
http://www.youtube.com/watch?v=FWwbFrxRRAs