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今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

古田英明『カリスマヘッドハンターが明かすリーダーの条件』@自分の軸足。 

ヘッドハンターという言葉の響きは正直あまり好きではなかった(←何だかエラソウ)のですが、本書は良い意味でそんな先入観を裏切ってくれました。

『カリスマヘッドハンターが明かすリーダーの条件』(古田英明、縄文アソシエイツ著)



日本発のエグゼクティブ・サーチ会社「縄文アソシエイツ」を設立した古田英明さんのリーダー論です。我々が本物のリーダーになる鍵は、日本人の魂(道徳観・武士道精神)を取り戻すことにあるという主張をベースに議論が展開されています。

前半は「本物のリーダーになるための10カ条」として、姿勢論と方法論を解説。後半は日本的リーダーとなるための心構えと勉強法を指南しており、推薦図書のレビューには相当のスペースが割かれています。

↓特にこの2冊は繰り返し出てきます。僕も両方読んだことがありますが、たしかにこれは繰り返し読む価値あり。初めて読む方は『代表的日本人』のほうが読みやすいかな。

『代表的日本人』(内村鑑三著)

『武士道』(新渡戸稲造著)

「本物のリーダーは、三角形の頂点から全体を見下ろすのではなく、逆三角形の底の部分で全体を支えられる人間でなければならない」という、人として正しいか否かを判断して行動すべきとするリーダー論はなかなか説得力を感じました。

論調はさほど珍しいものではないのですが、最近は経営にしても人生論にしてもテレビCM(⇒SMAPのあの曲ですね)にしても、日本のよさを見直そうという流れを非常に感じます。

『国家の品格』のようなやや極論チック(しかもけっこう感情的・・・)な本がこれだけ売れるのも、この流れを汲むのでしょうかね。

日本的価値観に固執することには問題が多いですが、ポイントは「自分なりの軸足をしっかり持つ」というところに戻るのだと思います。これがグローバル・スタンダードだから~といった評論家や無責任なメディアの言い分はさらっと流して、何が一番大切かをしっかりと常に自分に問い続けていきたいものです。いや、続けていくのです(決意)。

【今日の学び】
自分の軸足をしっかりと持ち、行動せよ。(それは即ちリーダーに求められる資質に等しいのだ)


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そういう意味で、今日ご紹介した一冊は、自分の軸足を見失いそうなときに勇気付けてくれる本といえるのかもしれません。表題から受ける第一印象よりも骨太な内容ですよ。ぜひ。

『カリスマヘッドハンターが明かすリーダーの条件』(古田英明、縄文アソシエイツ著)

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[ 2006/06/25 16:21 ] ビジネス書 | TB(1) | CM(0)
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 昨日のカンブリア宮殿に、カリスマヘッドハンター(縄文アソシエイツ株式会社)、古田英明さんが出演なさっていました。まず、最初に驚いたのはヘッドハンティングはビジネスになるんだ!という驚きです。 人材派遣や、転職サイトの様に、自分から登録する業態ならば、対
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プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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