昨日は
『スパルタ読書塾』に参加してきました。今回から「読書コミュニティ」としての特色を打ち出した新装開店です!【→前回の記事は
こちら】
構成は、土井英司さんの講義・世界の名著紹介(今回は
ホメロス『オデュッセイア』でした)・参加者による推薦本の発表会の3本立て。
特になんと言っても発表会ですね!
事前に提出した各自3冊の書評を1冊にまとめた冊子が出色(
面白い!これだけで参加費の価値が取れそう。)です。皆さん熱くプレゼンされていて、情報交換だけでなく読書の喜びや意欲が高まるきっかけとなること請け合いです。
★遠方の方や予定が合わない方のために書評のみの参加者もいらっしゃいましたよ★
さて、土井さん曰く「書評の評価基準」とは・・・
1)内容が良く分かる
2)読んでみたくなる
3)書評者自身の洞察や意見が面白い
4)選書センス自分が書評を書くときに心がけるべきポイントといえるかもしれません。
ただ一方で、「楽しみ」として読書する我々としては
、「自分が楽しい、心地良い」ことをもっと大切にしても良いのかなとも思います(土井さんからもそんな趣旨の話はありました)。
奇をてらった選書をするとか、文体を無理して軽くしてみるとか。そういうことは止めるべきでしょう。
無理している感じは読み手には敏感に伝わるものですよ・・・と自戒。
帰り道に、(私が勝手にリスペクトしている)
smoothさんと「『らしさ』って絶対必要ですよねっ!」という話で盛り上がっていた次第です。
さて全員発表の後、挙手で「書評大賞」を選びました。数は多かったのですが、皆の目で見るとやはり
「いい書評」という基準は似ているのだな(=票が偏った)と改めて感じました。
ちなみに1位は
『スラムダンク勝利学』(辻秀一著)、2位は
『LEONの秘密と舞台裏 カリスマ編集長が明かす「成功する雑誌の作り方」』(岸田一郎著)でした。
プレゼンの上手さもありましたが、
「これ読んでみたい!」と素直に思いましたね。
【→ということで、アマゾンで即買いしましたよ】
僭越ながら、私は
『ネクスト・マーケット』を紹介した書評で3位をいただきました。いや、これは
「アナタはビジネスを通じて結局何がしたいんですか?」を考える大きなヒントを、ビジネス実例を通じて与えてくれる本当に素晴らしい一冊と思いますよ。ぜひぜひ!
読書をはじめとするインプットと、例えば書評のようなアウトプットのバランスをうまく取っていくことで、情報を血肉としたりうまく付き合っていくことができるのだ、という最近の持論を体感できたような気がします。
あとはそのアウトプットが一定の基準を満たす質を保ちつつ、
いかに「らしさ」を失わないかがポイントなのかな。
【今日の学び】
情報はインプットとアウトプットのバランスが重要。そこで必要なのは「自分らしさ」。※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!いやはや、いずれにせよ、大変有意義なセミナーでした。参加者の皆さん、土井さんはじめ事務局の皆さん、お疲れ様でした。次回を楽しみにしていますね。
ちなみに書評コンテストでいただいた本はこちらです。面白そうかなと本屋でチラ見していた本だったのでラッキーでした!
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プチファイさん、こんばんは。
昨夜はお疲れ様でした。
さっそく本買われましたか!さすが。
ワタクシ、1日で読み切れそうもないのは、どうも手を出しにくくて(汗)。
「オデュッセイア」はちょっとキツイっすねー(汗)。
仕事で読むならまだしも、4日とか時間かけられない・・・。
さすが「スパルタ」(汗)。
私は昨夜言いましたように、ストックだけは山ほど(?)ありますので、
その中から、土井さん狙いで行きます(オイ(笑))。
それと、自分らしさは当然求めたいのですが、プレゼン抜きの
テキストのみで勝負できるよう、スキルを磨いていきたいです。
また来月お会いしましょう!
PS:LEONの件はとりあえずオフレコでおねがいします(笑)。