いま求められているビジネスリーダーの要件のひとつが
「語れること」らしいですよ。
『「物語力」で人を動かせ!-ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法』(平野日出木著)広報コンサルタントである著者による「物語メソッド」指南書。プレゼン・交渉・組織運営などにおいて、論理ではなく物語を用いて人を動かす手法を提案した一冊です。
ロジカル・シンキングはとても大切なスキルであることは疑いありませんが、
論理ってもともと万能ではないこともまた事実ですよね。
論理的に説明されると、とにかく反論したくなる気持ちになるってこと、ありませんか?
マスコミ報道などがよくわかる例ですが、
世の中に流通するのは論理ではなく物語なんですよね。だからこそ、本書で説いているような効果的な語り方を学ぶのは大いに意義ありと思います。
「新製品物語をつくる」「自分を知ってもらう」「ビジョンを語る」と事例も豊富に交えているので、
興味あるテーマについて実戦的な学びが得やすくなっているところがいいですね。
ブログが典型例かもしれませんが、マーケティング活動の中心がマスから口コミへとシフトしている現在では、
聞き手をまず聞く気持ちにさせ、さらに再発信したくなる気持ちにさせるということが非常に重要になっているのかなと感じました。
実は、今日も出張先の社内勉強会で議論する機会があったのですが、この本の学びを活かして、
意識して「物語」ってみたところ、これが非常にウケがよかったのです。
他の社員が「質問に対応する」スタンスで語っていたせいもあり、
僕がストーリーで訴えたときの聴衆のビビッドな反応にはこちらが驚かされました。
物語力。これは注目して損はないかも。ビジネスパーソンには文句なくおすすめの一冊です。
※人気ブログランキングです。少しでも学びがありましたら、ぜひココをクリックしてやっていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします!『「物語力」で人を動かせ!-ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法』(平野日出木著)仕事観は役職の上昇ではなくプロジェクトの連続へと変化したことから、仕事人生は山あり谷ありの「物語」になった。「物語」的に生きる人が増えれば、それを表現したい、多くの人と共有したい、他の人の経験を知りたいという欲求も高まる。↑この分析にも、とっても共感してしまいましたね。
「人生はプロジェクトだ!」といえば、この本を忘れるわけにはいきません。以前も紹介した超有名本ですが、とにかく燃える一冊ということで再度ご紹介しときますね。
上昇志向のある方は、四の五の言わずに読みましょうっ!それぐらいの一冊です。オススメ。
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プチファイさん、こんにちは。
トラバありがとうございました。
いやー、実践されましたね(笑)。
この本、テクニック的に使えるなー、と思いつつ、まだ実践していないワタクシ。
プチファイさんに置いてかれております(汗)。
著者自身も超オモシロイ奴なので、機会があれば見ていただきたいです(笑)。
「会う」じゃなくて「見る」というのがアレですが(汗)。