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今日、僕が学んだこと。~一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ~

あふれる野心と現実とのギャップにもがく36歳のビジネスパーソンが、日々の生活で得たちょっとした学びをつづり「明日もまた頑張るか=プチファイ!」な気持ちを共有していく場です。・・・Emory大学でMBAを取得して帰国しました!

『「物語力」で人を動かせ!』@語れることが求められる世界。 

いま求められているビジネスリーダーの要件のひとつが「語れること」らしいですよ。

『「物語力」で人を動かせ!-ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法』(平野日出木著)




広報コンサルタントである著者による「物語メソッド」指南書。プレゼン・交渉・組織運営などにおいて、論理ではなく物語を用いて人を動かす手法を提案した一冊です。


ロジカル・シンキングはとても大切なスキルであることは疑いありませんが、論理ってもともと万能ではないこともまた事実ですよね。

論理的に説明されると、とにかく反論したくなる気持ちになるってこと、ありませんか?


マスコミ報道などがよくわかる例ですが、世の中に流通するのは論理ではなく物語なんですよね。だからこそ、本書で説いているような効果的な語り方を学ぶのは大いに意義ありと思います。


「新製品物語をつくる」「自分を知ってもらう」「ビジョンを語る」と事例も豊富に交えているので、興味あるテーマについて実戦的な学びが得やすくなっているところがいいですね。


ブログが典型例かもしれませんが、マーケティング活動の中心がマスから口コミへとシフトしている現在では、聞き手をまず聞く気持ちにさせ、さらに再発信したくなる気持ちにさせるということが非常に重要になっているのかなと感じました。


実は、今日も出張先の社内勉強会で議論する機会があったのですが、この本の学びを活かして、意識して「物語」ってみたところ、これが非常にウケがよかったのです

他の社員が「質問に対応する」スタンスで語っていたせいもあり、僕がストーリーで訴えたときの聴衆のビビッドな反応にはこちらが驚かされました

物語力。

これは注目して損はないかも。ビジネスパーソンには文句なくおすすめの一冊です。


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『「物語力」で人を動かせ!-ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法』(平野日出木著)

仕事観は役職の上昇ではなくプロジェクトの連続へと変化したことから、仕事人生は山あり谷ありの「物語」になった。「物語」的に生きる人が増えれば、それを表現したい、多くの人と共有したい、他の人の経験を知りたいという欲求も高まる。

↑この分析にも、とっても共感してしまいましたね。

「人生はプロジェクトだ!」といえば、この本を忘れるわけにはいきません。以前も紹介した超有名本ですが、とにかく燃える一冊ということで再度ご紹介しときますね。



上昇志向のある方は、四の五の言わずに読みましょうっ!それぐらいの一冊です。オススメ。

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[ 2006/09/08 00:35 ] ビジネス書 | TB(0) | CM(2)


プチファイさん、こんにちは。
トラバありがとうございました。

いやー、実践されましたね(笑)。
この本、テクニック的に使えるなー、と思いつつ、まだ実践していないワタクシ。
プチファイさんに置いてかれております(汗)。

著者自身も超オモシロイ奴なので、機会があれば見ていただきたいです(笑)。
「会う」じゃなくて「見る」というのがアレですが(汗)。
[ 2006/09/08 13:58 ] [ 編集 ]


smoothさん、コメントありがとうございました。
ええ、早速物語ってみましたよ!ちょっと意識するだけでずいぶん変わるもんだなと、自分でも驚いてしまいました。

平野さんもお知り合いみたいですね!本は結構カタかったですが面白い方のようで。
ぜひ一度お目にかからせてください!・・・柱の影から(焦)
[ 2006/09/08 23:36 ] [ 編集 ]
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プロフィール

プチファイ!

Author:プチファイ!
秘めた野心と現実のギャップと日々戦う36歳のビジネスパーソンです。
しんどいことは沢山あるけど、日々の生活にころがっているちょっとした発見を心の糧に「ちょっとだけ頑張ってみよう!」という思いを大切に前に進んでいこうと「プチファイ!」と名づけました。

AtlantaのEmory大学でMBAを取得してこのたび帰国しました。また新たなステージで一歩一歩前進していきたいものです。

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